●本日午前7時晴れ21.7℃
【今朝の天気図】北の高気圧が優勢で梅雨前線がはるか南に下がっています。太平洋高気圧が見当たりません。これだと梅雨明けはまだ当分先になりそうです。
【宇宙空間での高圧発電の意義】衛星が高機能になればなるほど、電力を必要とします。多くの電力を得るためには、高い電圧で発電することが一つの方法です。HORYU-2の今回のメインミッションは特殊な太陽電池を使い、300Vもの高い電圧の発電を試みることでした。それが成功したとのことです。衛星の高電力化の足がかりを掴んだことになり、画期的です◆ただ、宇宙空間では高い電圧を得ても、放電してしまい易い欠点があり、その点の確認もミッションの中に含まれています。
【HORYU-2の電力状態】高圧発電が成功しても、本体の電力状態は決して良くないと私は見ています。なぜかと言いますと、パスの後半は毎回バッテリーが放電状態です。ただ、コマンドを送って、データを降ろす働きをさせている意外のPacketsを降ろさない時でも放電状態になる意味が分かりませんが…。そんなこともあり、太陽が当たっていない時、データを降ろすのは慎重にやった方が良いと思われます。