平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録3月13日(日)

2016-03-13 07:50:07 | アマチュア無線

本日午前7時曇り4.8℃ 寒い 太陽が顔を出しません。変な天気

【LNA 137MHz】LNA 137MHz◇NOAAやMeteorの受信に使える20dBのアンテナ直下型プリアンプ(LNA:ローノイズアンプリファイアー)◇QFHアンテナの直下にこれを付ければ、Gainを稼げるはずです◇しかし、画像に「ENDED」と斜めに文字が見えますから、販売終了かも知れません。QFHアンテナの製作を検討している時「お気に入り」に置いて買うかどうかマークしていたものです。

【Meteor-M N2】20:27 最大仰角待受け受信で1,701.3MHzを受信して見ましたが、何も見えませんでした。1,200MHz用17eleループ八木を向けました。プリアンプ無し、同軸ケーブル5m程SDRSharpの画面、全く変化無しだったので、信号が出ているかどうかさえ確認出来ませんでした。Dongleは「FCDPro+」IFの感度を20dB上げた状態で受信「FCDPro+」の受信帯域は1.9GHzまで。画像真ん中の突出しているのは信号でなくDongleのスプリアスアンテナを周波数の合ったものにし、LNAを一段噛まさないと信号さえ確認出来ないかも知れません。第一弾失敗

【Fox-1衛星】週間AMSATニュースに、この衛星の近況が報告されています。現在Fox-1A衛星が順調に飛行していますが、後継のFox-1CとDが、2016年の前半に打ち上げることを目標に準備が進んでいるようです。2月8日には、この2機の環境試験が完了し、定期充電(内臓バッテリーの点検)を行うことを含めて、大切に保管される状態になっているとのことです。打ち上げロケットは、SpaceX社のファルコン9を予定「B」を飛ばしてなぜC.Dと思っていましたが「B」もちゃんとあり、CとDの打ち上げ見通しが立てば、Bの準備にとりかかり、2017年の1月頃の打ち上げを目指すとのことです。

◇2016年2月2日の当Blog記事再掲↓

【Meteor-M N2】1,701.3MHzで信号を降ろしているとのことですが、まだ受信していません。1200MHzの17eleループ八木があり、これでも受かりそうですが、試すのはこれからですそれと、ヘリカルアンテナを手作りする方法があります。1200より周波数が高いですから、エレメント等は1200より小ぶりになるはずです◇1,701.3MHzの1波長は176.33㎜◇短縮率を5%見るとエレメントを作る時の基本数値は167.5㎜◇アンテナハンドブックによるとヘリカルの直径は0.35λとのことなので直径58.63㎜の筒に巻けば良いことになります。ピッチは0.22λとありますから36.85㎜、10~15ターンくらい巻く。やって見るしかない段階であります。

【Meteor-M衛星について整理】3月8日の記事について、スッパ ジェッターさんからコメントをいただきました。Meteor-M衛星について現状を整理しておきますまず、Meteor-M N1ですが、退役衛星ということで、信号を降ろしていませんでした。昨年12月の初旬ころ、管制局は復帰の可能性を見出したようで、137.100MHzで信号が降り始めました。当Blog、2105年12月8日の記事で「現役復帰か?」とし、継続して信号が降りていることを確認しています。それ以来今日まで137.100で信号を降ろしています一方「Meteor-M N2」ですが、当Blogは2015年12月10日までこの衛星の信号を確認しています。周波数は137.900MHzでした。この衛星、ずっと137.100で信号を降ろしていたのですが、NOAAと干渉することと、N1を周波数137.100で復帰させることから、周波数の変更を試みていたようです。12月3日に137.900、しかし4日には137.100に戻ったりしていました(当Blog、2015年12月上旬の一連の記事をバックナンバーでご覧ください)その後、マイクロ波帯の「1,701.3MHz」で信号を降ろしているとの情報が入りましたが、当Blogはアンテナさえあれば、受信を試みることが出来るのですが、怠慢で追っていない現状です。このことについて2016年2月2日の記事を↑上段に再掲しました。Meteor-M衛星の現状は、おおまかに以上です。

【追伸】スッパ ジェッターさんのコメント「…M N1は信号ありますが、フェーズロックしたこと無いです」とは「信号は確認しているが、画像化出来ない」ということでしょうかMeteor-M N1、当Blogの感想としては、信号それ程強くない、というより復帰当初より弱い感じです。SDRSharpとプラグインの「QPSKデモジュレーター」で画像のデコードを試みるのですが、信号が弱いとLockedが掛からない訳です。当Blogの受信システムは、144MHz帯の10ele八木アンテナに、直下型のプリアンプ(公称25dB)ケーブルは5D-2V 15mです。AOS直後は信号弱くなかなかLockedが掛かりませんが、仰角が上がってくるとまずまず信号強くなり、Lockedが維持されます。

【スッパ ジェッターさんへ】11:17のコメントに関して書きます。受信環境、了解しました。QFHアンテナについてコメントしようと思っていたのですが「Meteor-M N1の信号の受信、QFHアンテナでは厳しいだろうなぁ」という感想を今回一連のコメントをいただく前から思っていました。当Blog、10ele八木に直下型のプリアンプを付けて、CALSAT32でMeteor-M N1を自動追尾して、やっと信号を捉えているという実情だからです。具体的なGainの比較をしていないので確かではないですが、QFHアンテナではかなり厳しいと見ています。Meteor-M N2では、QFHアンテナでも十分だったと思いますQFHアンテナも、給電点(受信点)の高さを上げる。直下にプリアンプを付ける。ロスの少ない同軸ケーブルを使う。などしてGainを稼ぐことを検討されたらいかがでしょう。

コメント (8)
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