●本日午前7時曇り9.7℃ どんよりと曇っています。
【SO-50】08:41 非常に良好なパス。だれもいず。
【Meteor-M N2】08:50 受信中、ひどいノイズが入りました。こんなことは初めて、原因不明◆関東以西、厚い雲に覆われています。
【FO-29】09:17 ◆このパス、当局にとって混乱した運用になってしまったことを、まず反省◆ ①交信しようとしている途中でリグコントロールをOFFにしてしまった。そのため呼んでいただいたEUYさんに応答出来なかった②慌てて戻した後、FWTさんと交信中「リバースドップラー」でなく「ノーマルドップラー」になっていたため、周波数がどんどん逆の方向にずれて行ってしまった■交信(SSB)JA3FWT ■受信(SSB)JF1EUY (CW)JF2AIA/4 JA0MT◆もう1局呼んでいただいていたようですが、周波数がずれていて分からず。合わせに行っても良かったのですが、見失いました。Sorry ★2,160Hz ◆後半信号強度極端に落ちました。衛星のAGCが働いた可能性あり。今までAGCが働いたことは殆んどなかったので、確かではありませんが…。
【もう忘れている逆ヘテロダイン】衛星通信の場合、使う電波のモードもいろいろありますが、FMの場合は普通にアップダウンで、ダウン信号にはドップラーが伴います。一方SSBやCWで運用するアナログ中継器の場合は、その多くが「逆ヘテロダイン」になっています。なぜ逆ヘテロダインにするかと云うと、ダウン信号のドップラー量を減らす効果がある理論だったと思います。前に完全解説を当Blogでしていますが、見返さないと今、理論説明出来ません「もう忘れている」◆そんな訳でCALSAT32には「ノーマルドップラー」と「リバースドップラー」の選択肢が付いています。FMの場合はノーマルドップラー、SSBやCWで運用する中継器の場合はリバースドップラーを使います◆送信固定、受信固定の理論もまた、くどいほど解説して来ていますが、当blogの場合は基本的に「受信固定」で運用しています◆一度ループを採った後、双方が「受信固定」で周波数を合わせれば、見かけ上まったくダイアルに触ることなくずっと同じ場所で交信が出来るはずです。HFやV・UHFなどのシンプレックス通信と同じように出来る訳です◆SO-50のようなFM中継器の場合は「送信固定」です。受信周波数はドップラーを伴った周波数が表記され、それを受信しながら通信します。上がらなくなった時「衛星固定」にし、送受信双方の周波数を動かすと上がることがあります。
◆インバーテッドヘテロダイン◆☆☆☆
◆逆ヘテロダインの解説記事が見つかりました。2012年12月30日の記事でした。以下再掲します。↑エクセルファイルの解説シートです。ドロップボックスに上げました。
【逆ヘテロダイン】WebサイトでJH2CLV局の「About SSB Inverting with Frequency Heterodyne」http://www5a.biglobe.ne.jp/~jh2clv/ssbinvert.htmを読んでいたら「局発周波数をIFより高く取ることで、逆ヘテロダインが行われSSBが反転する事が分かる」という一文がありました。長野で会ったDS1MFC朴さんは「FO-29とVO-52のSSBがうまく行かなくて…」のようなことを言ってました。事実VO-52を聞いているとなぜかDownがLSBだったりします。まさか送受信機を自作していて、局発の取り方が高い、低い逆で「LSB→LSB」もしくは「USB→USB」になってしまっているのではないとは思いますが…◆話は変わって衛星のアナログトランスポンダーの場合「ドップラーシフトの影響を少なくするため」逆ヘテロダインにしているわけですが、ヘテロダインにしない場合とでは地上で受ける周波数に約20KHz差が出ると説明されています◆V/U、AOS時の衛星での周波数変換①ヘテロダインでない場合145.955→435.855②逆ヘテロダインの場合145.955→435.845③ここで10KHz変換の差が出ています。起こり得るドップラーで加減算すると結果として20KHzの差が出るということです(エクセルファイル参照)◆「Supersonic heterodyne」とは「うねり」のことであり「5球スーパー」で言う「スーパーヘテロダイン」の語源と言えますが『…2つの周波数を混合すると、新たに2つの周波数が生じ、一方は元の周波数の和となり、もう一方はそれらの差になる。この現象を「ヘテロダイン」という』であるので③ここで10KHz変換の差が出ているのは「それらの差」であり「逆ヘテロダイン」という説明で良いと解釈しています。エクセルのファイルは急きょ作ったものですが、JH1BCLさんとこの件について問答した時の資料を参考にしました。BCLさんTnx.
【AO-85】14:24 ◆JA1CPAさんに呼ばれましたが、応答確認出来ませんでした。LOS近くであり、当方山陰(やまかげ)に入ってしまう時間でした。CPAさんは水平クロス八木を使い、仰角が下がるのを待って呼んでいただいたのでしょうか。良く聞こえていましたが、当方が上がらない山陰仰角になっていました(14:34頃)
【SO-50】22:52 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA1FMU 良好なパスでした。