●本日午前7時雨22.5℃
◆↓6月9日の記事に関連して書いています
【CRC と PASSALL】ハードTNCのマニュアル(取扱説明書)が6冊手元にあります。すべて「TASCO」(タスコ電機株式会社)のものです。その中の1冊「コマンド説明書」124ページに渡ってコマンドの説明があります。78Pに「PASSALL」があります。以下「説明」を全文紹介
【PASSALL】AX.25パケット通信では、CRCコードと呼ばれる、誤り制御方式を用いたFCSフレームチェックシーケンスで、各フレームの誤り検出を行っています。通常OFFにすると、CRC演算の結果エラーと判断されると、そのパケットはデータとして受け入れません。その結果、再送を要求します。電波状態が悪く何回再送してもエラーが多く、能率が上がらない場合は、PASSALL ONとすると、エラーパケットでも受け入れます。この時は、MHEARDの記録は行いません。一時ONでも、エラーフリー通信の特徴を出すために必ずOFFに戻してください。
「Sound Modem Flex」には「PASSALL」をONにする機能が付いています。「PASSALL (do not check CRC)」この意味は、Checkを入れる(Pushする)とPASSALLがONとなり「CRCチェックをしない」と理解出来ます。CRCチェックをしないのですから、エラーパケットでも受け入れるということになります。
☆☆☆