●本日午前7時晴れ0.3℃ 午前9時曇って
来ました。
◆祝日 建国記念の日
【疑問解ける】↓不可解な点についてJH1EKHさんから見解をいただきました「小型衛星は宇宙線からの防御を強固に出来ないので、太陽フレアや磁気嵐などの時に起きる宇宙線(磁力線含む)の影響で搭載機器が誤動作を起こすことがある」が結論です。つまりOBC(On Board Computer)にリセットが掛かり、例えばTransponderをOFFにしておいたとしても「セーフモード」になってしまう。というようなことが起こり得るということです。そのようなことから管制局は「ワッチを続けて欲しい」とアナウンスしているようです。
【AO-92の場合】2月4日(月)は通常午前中のパスまでL/Vモードの訳ですが、この日は夜までONでした。それは、一旦L/Vモードにしたのですが、何故か数時間後にリセットが掛かりU/Vモードに戻ってしまい、次のパスで24時間L/Vモードのコマンドを上げたので、OFFになるのが遅くなった。ということのようです。
【AO-85について考える】Fox-1シリーズ衛星の最初の衛星「Fox-1A」ですが、現在信号が止まっています。止まっているのが現実なのでどうでもいいと言えばどうでもいいのですが、どうしても分からない点が一つあります。それは管制局が「意図的にVoice Beaconまで止めたのかどうか」です。意図して止めたのであれば、管制局が操作しない限りVoice Beaconは出ないはずなのに、AMSAT-BBの週刊AMSAT NEWSには「信号が出る場合があるかもしれないから追い続けて欲しい」というようなことが書いてあるのです。この点がどうしても理解出来ません◆そこで、今ままでの経過を振り返えると管制局は昨年(2018年)の12月初め頃バッテリーに問題があるので調査するとしていました。それは食のない期間の熱によってバッテリーが劣化した可能性があるとの判断からのようです。そこで管制局はVoice Beaconまで止め、静観していましたが、1月24日から衛星が全日照になったのでVoice Beaconが出るようにし、結果としてTransponderもONになり交信が出来ました。13日間使えたことになります◆ところが2月6日に食に入り始めたとたんVoice BeaconまでOFFになりました。Voice Beaconは2分10秒毎に出ますが、その度にON/OFFする訳ですからそれだけでも確かに衛星の電力を消費します。管制局は2月6日の日本時間20:41にOFFの命令を出したとしています。その証拠にOFFにした直後の日本時間20:31-45にNot HeardのレポートをOH2DT局がAMSAT OSCAR Satellite Statusに上げています。いずれにしても意図してOFFにしたにもかかわらず「聞こえる場合があるかもしれないからワッチを続けて欲しい」という点が不可解なのです。
【Meteor-M N2】08:35 信号弱い時がありました。
【AO-92】「Fox-1D」09:29 L/Vモード ■交信(FM:Tone67.0Hz)JH1EKH JA0CAW JA6EGM ◆Payloads:32 ◆後半OFFになり、09:37′08″にVoiceBeaconが出ました。JH1EKH局はハンディ機2台に手持ちアンテナ(画像)でQRV、手がかじかむ寒さの中、3局と交信していました。
【AO-92】「Fox-1D」11:03 U/Vモードに戻りました。■交信(FM:Tone67.0Hz)JA8KGG JQ1RTA JA6EGM JR3LNG ◆Payloads:49
【FO-29】18:21 ■交信(SSB)JR3LNG JR6DI ★-40Hz
【AO-92】「Fox-1D」21:37 ■受信 JR6DI JR6AZ JR6RMK JH1NCT JP3IVD BH4IWK JA7JSK BH3MVA (JH1R〇〇?)◆Payloads:74 ◆呼べば呼べたのですが、受信に徹しました。中国の局が多く出て来るようになりました。良いこととは思っていますが、おしなべて落ち着きのないQSOスタイルなのが気になります。衛星が行ってしまう、届きそうにない、良く聞こえないなどがオペレーティングの自信のなさに繋がっているからでしょう。やはり日本の局は数をこなしているし、交信出来るタイミングなど状況が分かっているので、皆落ち着いてQSOしています。してみると「数をこなす」ということも大事であることが分かります◆数のことで、良く出ていらっしゃる局との交信回数を例として申し上げますと、主にFox-1シリーズ衛星でのQSO回数になりますが、今日までにJA6EGMさんと213回、JR6DIさんと148回QSOしています。JA2NLTさんとは昔からですので千回を超えています。