●本日午前7時雨8.3℃
◆Working 08:30~17:00
【AO-91】22:27 ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JH7JHX JR8OGB JH7XVB ■受信 JN4JGK/3 ◆Payload:43
【AO-91】↑このパスの様子を考察します。Fox-1シリーズ衛星は、衛星の健康状態、いわゆる「House Keeping Data」をTelemetryとして降ろしています。それは聞こえて来るFM Down信号の中に隠れています。そのAudio周波数200Hz「Data Under Voice」です。良く聞くと「ボーロボーロ」という風に聞こえます。通常の通信をしながら通信には何の支障もなくDataを取得することが可能です。↑「◆Payload:43」はデータを43Frames取得して管制局のサーバーにOnlineで送り込んだことを記述したものです。このうちの1Frameのデータの様子は画像のとおりです。送信機の温度が最低4.2℃最高28.0℃、ソーラーパネル「+X」の表面温度が-71.0℃などが読み取れます。夜間ですので低いと思われます。事実、ドイツのDK3WNマイクさんのIlluminationソフトで確認すると、このパス、衛星には全く太陽光が当たっていません。内臓バッテリーだけで中継器が動いていたことになります。4枚目の画像は「Fox Server Leaderboard」で管制局のサーバーの様子です。このパスJAでは当局を含む3局がデータを送り込みました。