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問題点発見 ↓さりげなく書いていましたが、良く見るとDoppler.SQFファイルには、記述に問題があります「既存 FO-29」と表示したところの行の中に「FM」があり、おかしいです。後刻コメント予定
【Doppler.SQFファイルについて】これは、ドイツのDK1TB局が作った衛星追尾トラッキングソフト「SatPC32」を使う場合の話です。6月だったでしょうか、AMSAT-BBでこの名のスレッドが数多く交わされ、一大論調になっていました。翻訳して読んでいたのですが、言わんとすることが分散していて意味が掴めないまま今日まで来ていました。ここで判明したので、書きます◆JE9PEL/JR6さんは、6月23日から3日間(#1,#2,#3)この件について記述しています ◆Doppler.SQFファイルは、結論から言いますとCALSAT32のSATINFO.txtと同じようなものです。いずれも書いてある内容がリグコントロールに反映されますが、SATINFO.txtは衛星名含めて基本的に4行、5行目以降にメモ書きが出来ます。一方Doppler.SQFファイルは、衛星名含めて一行で、カンマで区切って周波数、モード等を書きます。Doppler.SQFファイルをSatPC32の中のどこで見ることが出来るかと言いますと、本体上のメニューバーの最後「?」をクリックして、Auxiliary Filesの中にあります。その他のファイルもここにありますが、それでは、本体のSatPC32のフォルダーの中にこれらのファイルが見えるかと言うと見えません。Win10の場合「App.data」の中にしまわれることが多々ありますが、SatPC32の場合も「App.data」の奥深いところにしまわれています。もちろん本体が立ち上がっている状態では直接Doppler.SQFファイルを開いて訂正出来ます◆多くのスレッドで何が問題となっていたかと推測するとその一つに、このDoppler.SQFファイルに書いてある内容がリグコントロールに反映されない問題があったと思われます。リグコントロールに書き込み内容を反映させるには、同梱のTLEファイルと衛星名が一致していないと駄目なのです。例えば新しい衛星が誕生した場合など「nasaall.txt」などからTLEをダウンロードして新衛星を表示した場合、だれかが更新したDoppler.SQFファイルをインストールして使った場合など、衛星名が違って書き込み内容がリグコントロールに反映されないということが起きます。単純にはこのことが議論の焦点だったのではないかと思っています。
余話 「作者はこのソフトを作るために何千時間も費やして来た。」
参考 「AppData:アプリケーションデータ」の辿り方(SatPC32がインストールしてある場合)◆C:ドライブ→ユーザー→個人名→AppData→Roaming→SatPC32 & SatPC32_Data Backup