日頃お世話になっているお客様とのふとした会話から始まった企画・スポーツ大会。
「ドッチボールなら誰でも知ってるよね」
「運動会と言えば、リレーでしょう」
「チーム制でお互いのつながりが深まるような場にしたい」
等々、アイディアが生まれ言葉が重なり、まさにスポーツの秋である9月22日、グリーンフェスの会場でもある庄和総合公園で開催となりました。
集合時間になると、ジャージ姿の多様な面々が勢ぞろい。
社長も社員もその家族も、高校生も大学生も社会人も、こども時代のワクワク感を掘り起こそう!という目的でつくられた場です。
開会式では、選手宣誓で気持ちを高めつつ、”知り合う”ためのアイスブレイクを行ない、お互いの心の中にある枠をとっぱらってから、いよいよ競技開始。
ワーワー、キャーキャー、まるで小学生の頃のように、運動神経なんか関係なく皆が本気で走り、ボールを投げ、汗を流しました。
今回の場を企画運営する上で考えさせられたのが、「共通体験をもつ意味」です。
ドッジボールという、皆が体験したことのあるスポーツを種目に選ぶことで、それにまつわる思い出が掘り起こされつつ、「無意識にワクワクする場」として同じベクトルのもとで会を進めることができました。
そして、場を共にすることでこそ見えてくる「お互いの異なり」も体感しました。
大会終了後、「経験学習シート」を書いてもらったのですが、そこで出てきた気づき・学びは本当にさまざま。
ドッジボールとリレーという同じ機会を経験しても、ここまで人によって感じ方は異なるのだなと実感しました。
ただ、その異なりが顕在化することで、チームがバラバラになるわけではありません。
異なりの中から”重なり”が表出し、「この人はこういう捉え方をする人なのだな」「あの時こういうことを感じていたのだな」と見えづらいもの(背景や意図)が見えやすくなることで、相互理解が深まり一体感へとつながるのです。
このような”異なり”を相互理解へとひもづける役割を果たすのが”対話”です。
「経験→省察→概念化→実践」というコルブの経験学習モデルに例えると、同じ経験から、個々の感性にそくして異なる気づきを得、対話を通じてそれらを重ね合わせながら概念化し、他者の学びも自身に取り入れながら、新たな実践へとつなげる。共通体験を持つことで多様な学びを生み出し、集団での対話を通して自己に取り入れることができる。
そのような効果が、体験を共にする経験学習モデルの中から見出すことができるのではないかと思いました。
今回のこの”スポーツ大会≒運動会”の場が生まれたおかげで、一緒に開催した会社さんも私たちメンバーも、職場から飛び出て地域を舞台に「体験を共にする機会」をもつことができました。
*モップがけも懐かしい・・!
そして、その中で懐かしい競技に触れることで、日頃無意識に蓋をしがちな”ワクワク”の根っこを掘りおこし、皆が笑顔で本気に楽しむ時間を過ごすことができました。
このような共通体験の機会を、どれだけ組織において創りだせるか。
自社だけでなく、志同じくする企業と共に、コミュニティ意識で場を創り出していく時代になっているのではないかと感じました。
<CSR活動と組織の発達段階>第一回スポーツ大会を行なって①
「ドッチボールなら誰でも知ってるよね」
「運動会と言えば、リレーでしょう」
「チーム制でお互いのつながりが深まるような場にしたい」
等々、アイディアが生まれ言葉が重なり、まさにスポーツの秋である9月22日、グリーンフェスの会場でもある庄和総合公園で開催となりました。
集合時間になると、ジャージ姿の多様な面々が勢ぞろい。
社長も社員もその家族も、高校生も大学生も社会人も、こども時代のワクワク感を掘り起こそう!という目的でつくられた場です。
開会式では、選手宣誓で気持ちを高めつつ、”知り合う”ためのアイスブレイクを行ない、お互いの心の中にある枠をとっぱらってから、いよいよ競技開始。
ワーワー、キャーキャー、まるで小学生の頃のように、運動神経なんか関係なく皆が本気で走り、ボールを投げ、汗を流しました。
今回の場を企画運営する上で考えさせられたのが、「共通体験をもつ意味」です。
ドッジボールという、皆が体験したことのあるスポーツを種目に選ぶことで、それにまつわる思い出が掘り起こされつつ、「無意識にワクワクする場」として同じベクトルのもとで会を進めることができました。
そして、場を共にすることでこそ見えてくる「お互いの異なり」も体感しました。
大会終了後、「経験学習シート」を書いてもらったのですが、そこで出てきた気づき・学びは本当にさまざま。
ドッジボールとリレーという同じ機会を経験しても、ここまで人によって感じ方は異なるのだなと実感しました。
ただ、その異なりが顕在化することで、チームがバラバラになるわけではありません。
異なりの中から”重なり”が表出し、「この人はこういう捉え方をする人なのだな」「あの時こういうことを感じていたのだな」と見えづらいもの(背景や意図)が見えやすくなることで、相互理解が深まり一体感へとつながるのです。
このような”異なり”を相互理解へとひもづける役割を果たすのが”対話”です。
「経験→省察→概念化→実践」というコルブの経験学習モデルに例えると、同じ経験から、個々の感性にそくして異なる気づきを得、対話を通じてそれらを重ね合わせながら概念化し、他者の学びも自身に取り入れながら、新たな実践へとつなげる。共通体験を持つことで多様な学びを生み出し、集団での対話を通して自己に取り入れることができる。
そのような効果が、体験を共にする経験学習モデルの中から見出すことができるのではないかと思いました。
今回のこの”スポーツ大会≒運動会”の場が生まれたおかげで、一緒に開催した会社さんも私たちメンバーも、職場から飛び出て地域を舞台に「体験を共にする機会」をもつことができました。
*モップがけも懐かしい・・!
そして、その中で懐かしい競技に触れることで、日頃無意識に蓋をしがちな”ワクワク”の根っこを掘りおこし、皆が笑顔で本気に楽しむ時間を過ごすことができました。
このような共通体験の機会を、どれだけ組織において創りだせるか。
自社だけでなく、志同じくする企業と共に、コミュニティ意識で場を創り出していく時代になっているのではないかと感じました。
<CSR活動と組織の発達段階>第一回スポーツ大会を行なって①