スプリングバレーの豊潤ラガー496が、缶ラベルデザインを一新して売られていたので久しぶりに買った。
キリン、なかなか思うように伸ばすことが出来ていないクラフト事業をテコ入れすべく頑張っている様子。
ああ、相変わらず頭一つ抜けて美味い。
350ml/260円前後の価格を思えば、この安さでこの味を作れるのは凄い技術だと思う。
でもねぇ
クラフトビールのファンの多くって、「推し」なんだよね。
アイドルの追っかけにも共通していて、黎明創設期の海のものとも山のものとも知れぬ時期から着目して応援して
愛着があって、味が美味いのはもちろんながら、それ以外の要素の方が大きい気がする。
ビッグブランドでそれを満たすのは根本的に不可能だよねぇ。
明治3年にコープランドが横浜で醸したストーリーと、現代の大企業をイメージ一体化させるには無理があり過ぎる。
そんなことを考えながら飲むと改めて美味い。