日本電波塔
所謂通称、東京タワー
スカイツリーが出来て影が薄いとは言え、東京のシンボル
汐留、芝辺りへ仕事で出向いたので、超久しぶりにタワーを近くで見た。
頻繁に東京へは来ているが、ここら辺へはなかなか来ないんですよね。
菊鷹の菊一文字を年末年始に自宅で呑んだ。
菊鷹はここ愛知県の酒だが、平成30年酒造年度で製造が終わった銘柄だ。
杜氏の山本氏が数年前にここへやってきて以来、菊鷹は非常に話題になり
多くのファンを生んだが、この度山本杜氏が佐賀県の酒蔵へ移られるのを機に菊鷹も終売となった。
せめて最後に、と名古屋市内の酒屋へ出向き在庫の菊一文字を一升瓶で入手できた。
菊一文字は、貴重な八号酵母を使った速醸の純米酒
呑めば、ファーストタッチで明らかに「只者ではない」とわかる。
思いっきりの酸味、嫌味の無い酸味、しっかり根の張ったコメの甘み
香りの良さと共に、スゥーっと無くなるキレの良さ。
この特徴ある味が消えていくと、不思議とワクワクしてきて、またもう一回繰り返したくなる。
で、また呑む。
呑み重ねるにつれて柑橘の様な香りと甘みが一層際立ってくるようになる。
だんだんと味が変わっていき、益々うまくなっていく。で、また呑む。
素晴らしい出来栄えだと思う。
山本杜氏の新天地でのご活躍を祈り、また新しい美味い酒をいただきたいと願う。