SOTAをやるほど元気じゃないが、ではPOTAならいいのかってものでは無いのだけれど
良く分からないまま、取り敢えずでPOTAアプリに参加できるようにSignin申請した。
で、すぐに承認されるかと思いきや、生憎一週間経ってもApplication StatusがPendingされたままで
"Your account is currently pending approval by the POTA team"から更新されなかった。
放置しておくのもいけないかと思い、ヘルプデスクにeMailしてみたら、24h経ずして米国のボランティアメンバーから
返信があり、回答自体は「もう一度申請しなおしてやってみ」だったので内容はぜんぜん大したことは無いのだが
やり直したら申請が即通ったので、何はともあれ問題は解決された。
それよりもARRLのQSL配送もそうだが、POTAでも基本ボランティア有志が活躍している。
むろん資金的な苦労はあるはずなので応援者からの寄付を募っているし、スポンサーも常に当たっているのだろう。
それを見習って従えと言うものでもないが、我が国のJARLに対する様々な要望や意見はあちこちで見られる中
特にQSLカードの配送が遅いとか、せっかく入会しても1年に1回もQSLカードは来なかったとか、の
QSLカードが来ないのは入会時の話と違って業務怠慢、これでは詐欺ではないかという、いわゆるQSL問題、を見聞きすると
いろんなことに違和感を感じざるを得ない。
日本経済自体もそうなのだが、日本のアマチュア無線を市場と捉えれば明らかにピークアウトしている。
年齢構成から見ても、今後継続的にこの趣味を楽しむ人口は減ることは明確だ。
従って縮退する中で同じサービスを同じ価格で継続することは無理であるのは自明の理だ。
そもそもが年間7,200円なので1月に600円。最低時給の半分の30分程度で出来る程度の費用しか負担していない。
それでもこれまで回ったのは会員数という規模のメリットがあったからだ。
衰退していけば最後まで残るのはサービスを比較的沢山受けてきた人になるはずなので、今後もっと不平不満は増えるのだろう。
更に言えば会費はサービスの直接対価として払う性質のものではない。
サービスの直接対価ならその利用に応じた費用負担が当然だし、間接対価ならレベル低下か価格UPは避けられない。
で、話を元に戻せば、JARLもそろそろボランティア事業化するべきではないか、ということだ。
電子QSL化にいくら費用が必要かを考えるのではなく、そもそも将来のアマチュア無線にQSL交換という文化は残す必要があるのか無いのか。
むかし初めてカード貰った時の感動を次の世代にも、なんて言ってる時代錯誤なクソ爺の戯言はこの際切り捨てるべきだと思う。
POTAのアカウント申請、というちょっとした出来事だったが
ハードは強いがソフトは弱い、日本産業界の特徴をこんなところでも感じることとなった。
で、笑
肝心のPOTAだが、参加登録する以前の過去の交信も有効らしく、すでにいくつかのアワード達成となっているらしい。
詳しい内容が未だよく理解できていないので、その道の方々の情報を漁って読んでみるとしよう。