夕飯の支度が終わらないうちから、待ちきれずに呑み始めました。
先にプレミアム ロック・ボックから。続いてピルスナーと。
私が大学生の時代なので、かれこれ25年近く昔の話となってしまいましたが
悪友連中と軽井沢へ突然思いつきでツアーすることがありました。
スピリッツに軽井沢シンドロームが連載されていた時代のお話。
(同時代が丁度同じスピリッツに気まぐれコンセプトが連載されホイチョイが
台頭し始めて、数年後の「私をスキーに連れてって」~「彼女が水着に着替えたら」~
「波の数だけ抱きしめて」の3連作へと続いた、あの時代)
そんな頃、静岡市に住んでいたのでR52からR141で佐久へ抜けていく途中に
清里を通過します。丁度真ん中あたりになるので、良く休憩で入ったのが清里ROCK
でした。
当時はログハウス風で、
あの頃からカレーは有名でしたが、あれから月日が経って
キリンを定年された山田氏がROCKでビールを造ることになりました。
そのROCK会心の作品プレミアム ロック・ボック。
泣けてくるほどウマイ・・・・・
ボックはアルコール度数も強く7%。見かけからは重い味わいを想像しますが
まず開栓すると、ふわっとホップ香。泡はクリーミーですが意外と腰の弱い泡。
呑むとコクの深みをすぐに感じます。甘みが最初に出てきますが、ベッタリした
変な甘みでなく、追っかけて苦味とガス刺激が軽く来る感じ。
Einbecker Mai-Ur-Bockといい勝負。国内では間違いなくトップクラスの美味さ。
続いてピルスナーも開栓。
こちらはとても綺麗な金色の液体です。泡も真っ白。
見事なまでに雑味の無い、かと言ってキレだけで爽やかさを出すわけでもなく
しっかりとしたコクを守りつつ、スカっと爽やかな喉越し。
家人は「ピルスナーの方がスキ」とのこと。
このレベルのビールだと「取り合えずビール」ではなく主役になれる味わいです。
あと2回この組み合わせで呑める・・・(嬉)