第3回は
その他の準備
●レシプロライセンス
・ライセンスはAPI社経由で代行して申請してもらえます。
事前に
M.A.R.T.S.を覗いてBand Planは確認しましょう。
・LoTW申請で必要でしたのでAPI社に頼んで、事前にCOPYをmailで入手しました。
ライセンス証の現物はホテルへcheck Inする際にフロントで頂けます。
(私はCheck Inに貰うのを忘れて後で走って取りに行きました、笑)
・ライセンスの有効期限は発効日から3ヶ月間です。
・なお帰国してからAPI社より連絡を受けましたが、2009年10月後半からレシプロ
ライセンス発行の制度(?)が変わったようです。その影響か現在発行が停止され
ていると伺いましたので、事前に各自ご確認ください。
●現地ハム
・レンタルシャックは現地ハムの手でメンテナンスされています。
窓口的に中心で活躍しておられるのが、Godfrey K L Yin (9M6GY)氏です。
何度も渡航前にmailでやり取りしましたが、生憎私が9M6へ伺った時、彼はSEANET
でHLへ行っており、すれ違いで会えませんでした。
その代わり、今回の準備は9M6DXX-steveが対応してくれて、彼自身9M8Zとして
隣州のサラワクへ行く直前だったはずですが、尽力してくれました。
またsteveからは、何か困ったらローカルの9M6XRO-johnに頼むようメモがあり
電話番号が記載されていました。
(johnとは電話ではなく無線で会話しました)
彼ら二人はコンテストの前後も最中も「Miki san, do you have any trouble?」
などと気にして声をかけてくれました。
実は2008年の9M8Zの公開logを基にして、何時ごろどこが開けるのかを機中で
ずっと見ながらのフライトだったのでした(笑、彼は2008年のWW-Phで4000qなので)
そんな意味でsteveには大変お世話になりました。
●持参品
電波出す最低限の機材はシャックに揃っていますが、やはり使い慣れた機材を
使いたいので、以下は持参品を使いました。
・マイクロフォン付きヘッドセット
・PTTフットスウィッチ
・PTTハンドスウィッチ(足がだるくなった時用)
・ボイスメモリ
・トロイダルコア(ZCAT3035)×20ケ
・時計
・9M6中心のグレートサークルマップ(Azimath3で作成)
・MK-V、VL-1000取扱説明書
もともと自宅で使用しているMK-V+VL-1000ですので違和感は全くありませんでしたが
小物類も普段使用しているものを使えると安心できました。
●SPC/DATファイル
今回はCQ WW DX Contestへのエントリーが主目的で、ロギングソフトはzlog win
を用いました。多くの主要な局は毎年常連が多いのでSPCファイルを充実させて
少しでも聞き取り効率を上げるために、SPCファルをコンテスト用に事前に作成し
DATファイルにエントリー予定局のメンテナンスを行いました。
エントリー予定局データは
ADXOのCQ World Wide DX SSB Announced Operationsを
元に出発前日にDATファイルの最終メンテを実施しました。
SPCファイルは過去3年分のCQ WW Phoneエントリー局データをPDFからTextに落とし
それをEXCELでフィルタリングして重複を消し込み、既存のSPCとマージして作成
しました。
結果、感覚的にですがNA/EU/JAともに8割方はHitしていたと思います。
サフィックスを取って途中でフルコールを言い直したケースは、大抵が入力中に
SPC見て言い直したケースです(たまに外しますが・・・)
コンテスター各局は常識的に行っている作業だと思いますが、今回は真剣にメンテ
し、その効果は絶大でした。
画像は東シナ海上空での雲海