JJ2CJB weBLOG

also W1CJB, V63CB (ex. 9M6/JJ2CJB, XV2CJB, AC2AI, V63CJB)

QSL card design

2010年11月17日 00時01分00秒 | 海外運用
 
V63CJBのQSLデザインです。

LZ3HIに発注し現在船に乗って日本へ向かっている最中です。

11月末には到着し発行開始できるかと思います。

SASEを沢山頂いていますので、到着順に順次発行し、一段落したら

ビューロ向けの発行を行います。


忘年会でお会いする方にはその場でお渡しできると思います(笑)
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ライツ・プロムナード2010

2010年11月16日 00時26分50秒 | MISC
例年この時期の名古屋駅の風物詩になってきたタワーズライツ。

今年から壁面使った装飾はなくなるとのこと・・・・

不景気をこんなことでも感じてしまうとは寂しいなあ。

名称も「ライツ・プロムナード2010」と変えて11月12日から

始まってます。

プロムナードは例年おまけで、桜通りの遠くのほうから見える

壁面全体のイルミネーションが楽しみだったんですけどね。。


折角ギネスブックにも載っている世界一高層の駅ビルが泣くぞ
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SAPPORO CLASSIC

2010年11月15日 00時23分01秒 | Beer
サッポロのクラシック。北海道限定販売品ですが、たまーに気をつけていると

内地でも売っていることがあります。数箱だけ限定で店が取り寄せて客寄せに

販売しているのだと思う。

今日は偶然遭遇したので迷わず購入した。

以前、札幌へ出張して呑んだくれた時、現地でジョッキで呑んだこのクラシック

旨かったなぁ。

「北海道で飲むと特別おいしいようにつくりました」は、その通りだと思う。

あの空気が食べ物を美味しくするんだろうなぁ。

'10 富良野VINTAGEが売られているようです。真冬になる前に札幌の仕事は

発生しないかなぁ(笑)
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WWROF

2010年11月14日 11時42分36秒 | DX
 
CQWWのログ締め切りが例年より早い(21.Nov.)ので、忘れないうちに提出して

おこうと、昨晩提出し、例年ならすぐにContest Robotがレスポンスしてきますが

来ず、数時間後に返事が来ました。

そこで紹介、勧誘でWWROFのことが書かれています。

The World Wide Radio Operators Foundation was created in 2009 by a group of radio operators who saw a need for an independent organization devoted to the skill and art of radio operating.

We believe that amateur radio contests provide a means of testing operating skill and that worldwide contest sponsors can benefit from the support we can provide.

The Directors and Officers of the World Wide Radio Operators Foundation are all well-known and highly-respected radio operators. In addition, each brings a specific skill set and proven track record in his professional career to the management of the organization.

主旨がすんなり理解できるのと、私自身スキルアップさせていただいている身なので

カンパ(ドネ)することにしました。

銅(ブロンズ)くらいしか出せないですけどね・・・
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JIDX PH

2010年11月14日 01時06分55秒 | DX
JIDXをスタートだけランしてみた。

最初の30分15mでCQ出して27qと殆ど呼ばれねぇ~。

拾って歩いたほうがはるかに効率いい(笑)

でもこちらのCQに応答してくる局は過去のSPCに無い局が

多いので地道にコツコツ集める努力は無駄にはならない、と

信じたいところではあるが、結局夕食でウィスキーをカパカパ

呑んで早々と寝てしまった・・

明日の朝はどうかな?
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Weekend as usual

2010年11月13日 10時34分51秒 | MISC
寒さが増して、そろそろコートが欲しくなってきて、自然と忘年会のことを

考える季節になりました。

普段どおりの週末。まだQSLは納品されないのでしばしノンビリしています。

本業はようやく尻に火が付いて、こちらも普段のクソ忙しい状態に戻りました。

夕方からJIDXですねぇ、ちょこっと出たいな。

師走になれば嫌でもノンビリできなくなるので、今日はいつもどおりの何もしない休日を

満喫することにしよう。
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11.V6遠征に関して(事後編-さて次は)

2010年11月11日 00時01分16秒 | 海外運用
 
帰りはGUAM経由で帰国ですが乗り継ぎ便の都合上、GUAMで1泊することになりました。
夕方、日が傾きかけた頃にGUAM国際空港に到着します。
行きにトランジットで延々待ちくたびれたのも、すごく昔のことの様な気がする。

何の問題も無くGUAMへ入国。一旦GUAMへ入るので大荷物も引き取らなければならないのが
苦痛だがしょうがない。早速今夜宿泊するGrand Plaza Hotelへ公衆電話から電話して
迎えに来てもらう(インターネット予約すると空港送迎は無料)。10分もするとバンが到着し
ホテルへ走ってもらう。さっきまでのCHUUKとは景色が全く違う・・・都会だ、アメリカだここは。


陽もとっぷり沈んだ頃にホテル到着。周りは日本人の若者と家族連れ、韓国人、中国人だらけ
で観光地へ来たのだと再認識した。チェックインを済ませて部屋へ。一応北側の最上階を希望した
のだが、最上階の下の6Fではあるものの(最上階はスイート)JAとは反対側の部屋だ。替えて
貰うことも可能だったと思うが、正直無線機出して釣竿アンテナ立てる元気がなかった。都会へ
戻って来て気が抜けたのと、正直かなり疲れていた。
このGrand Plaza Hotel、豪華ではないですが1泊\6,000ですので日本のビジネスホテル並で
それと比べれば非常にリーズナブルです。


まずはBeerと晩飯、と外に繰り出した。ホテルにも中華レストランがあるが覗くと客が1人も居な
かったので入るのをやめた。何故か餃子と炒飯が食べたかったので(笑)わざわざGUAMで食べる
ものでもないのだがホテル近くの藤一番で台湾ラーメン+炒飯+餃子+バドの晩飯。CHUUK遠征を
取りあえず事故もなく終えた一人慰労会をやった。ちなみにこのGUAMの藤一番の店長のBlogは以前から
私のBlog巡回リストに入っている(笑)が店長には会えず。


ホテルでインターネット繋がるか訊くと有料($5/滞在中)で部屋でワイヤレスが可能とのことで
早速繋いでtwiiterで到着報告をつぶやいた。沢山の方から「おかえり~」頂き多謝。自宅の愚妻へ
もメールして無事の到着を伝えると「来年はどうするの?」と返事が来た。長年の連れ合いは流石だ
と感嘆する。
あとは近くのタモンサンズプラザを徘徊したり、隣のABCマートで会社へのお土産を買ったりして
時間を使い、部屋でBeer呑みながらTwitterで遊んでいるといい時間になり、結局AC2AI/KH2の無線
運用は無いまま寝てしまった。期待された方がいらっしゃたらゴメンナサイ。


明朝GUAMでの出国ではまたまた荷物検査で全部開封を要求された・・・どの国も出るときが厳しい。
成田まではひたすら爆睡。成田での入国は何も問題なくすんなり。帰ってきたぞォ日本へ。ただし
ここからNEX乗って東京駅、新幹線乗って名古屋駅、JR乗って最寄り駅と、延々と先は長い。もう
大荷物背負うのは勘弁して欲しかったので成田から宅急便を利用。ANAの宅配を使うとマイルが
溜まるのとクロネコは長尺物を扱ってくれなかったのでANAに依頼。身軽になって遠路はるばる
名古屋へ無事帰還、駅を降りるとさっむ~。30度超えの世界から10度程度の世界へ来て寒さに
震えた。で一週間ぶりの自宅へ無事到着。


翌日から仕事だったので結果の整理やQSL対応は、最初の週末まで手付かずでした。
が、帰国翌日から早くもSASEが届き始めました。最初は国内から、数日経つと海外からも。今も
毎日到着していますが、昨年の9M6より若干請求が多く、大体10通/Dayくらいのペース。
海外の殆どはEUからで中にはThank you new oneと記載されたものも目立つので、やはり太平洋の島
はEUからしてみるとニーズがまだあるのだと再認識しました。

電子ログの方も確認してみると約1週間後の11/7時点でLoTW=326cfm、eQSL.cc=247cfmと前回同様
LoTWの方が件数的に多かった。

またメールも数件到着しており、内容は「俺の友人のXXXXはLoTWでConfirmしているがその数分後に
やった俺の分が出てこない。Logを再確認してくれ」が殆ど。申し訳ないですがそういってくる局の
全てがコピーミスでもない全くのNot in the Logの結果なので、ごめんね貴方はログに載ってないヨ
で返信している。クラスターデータと突合せすると虚偽の申請なのか否か判るものもあるかと思う。



さて次はどうしようか?
正直全くの白紙です。昨年も翌年にまた行くとは考えていませんでした。

人それぞれ動機や目的は異なるでしょうし、道楽でやっていることなので理由なんて無理に考える
必要もないかとは思いますが、今回コンテスト開始して不調だった時に、ふと「何でこんなこと
してんだっけ?」と思ったのも事実でした。

自分がやりたかったことだからできるときにやっておきたい。理由はこれに尽きるのでしょう。
しかし経済的な事情も有りますし、仕事の都合もありますし、家族の手前もありますし、道楽中心に
都合が付けれる訳がありません。

 -単純に沢山呼ばれるところで電波出して沢山無線したいので、できるようにする

それだけです。それをやるために経済的にも我慢するものは我慢するし、仕事も休暇取っても文句
言わせないように日々頑張るし、家族サービスも(これは不十分か・・)。そういう意味では会社
の同僚、家族が(しぶしぶながらも)理解してくれていることが一番に感謝すべきことかと思います。
理解の無い中で我を通しても、ただの我侭で自分が追い込まれていくだけなので、それでは全然楽しく
ありません。

コンテストじゃなくてもいいようにも思いますが、限られた時間の中で世界中の猛者が参加して
同じ土俵で競争できるコンテストは非常に刺激的だと思います。コンテスト期間中は混信だらけ
だし、強い局は幅寄せしてくるし、ひたすらCQ Contestの連呼で精神的には萎えて来るし、体力
的にも48Hは疲れるし、空き周波数は何処にも無いし、マイペースで楽しむ方が良いのかもしれま
せんが、でもそこで少しでもいい得点を出すためにいろいろ試行錯誤して考えて、場所を探して
機材を考えて、オペレーションのうまい人の真似をしながら少しずつでも準備するのがいいんですね
楽しいんですね、夢中になるんですね。

レンタルシャック→機材持参ときたので、次はもっと珍Entity?CW?団体戦?V6のリベンジ?
次の目標はどの辺りにあるのかなぁ。

今年は年男。生涯であと何回年男を迎えるか判らないし、明日この世から居なくなる可能性もゼロ
ではなく、その前にやりたいことは山ほどあり、北米方面に立ち塞がったCHUUKの山の高さの比では無い。

今回の反省と成功を落ち着いて振り返り、毎日一所懸命働いて、また気が向いてチャレンジする意欲が
沸いてきたら、その時は次の準備を既に始めていると思います。

今回コールいただいた多くの局に感謝いたします。有難うございました。
略儀ながら御礼申し上げます。

駄文にお付き合いいただき多謝。
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10.V6遠征に関して(現地編-Blue Lagoon Resort Hotel)

2010年11月10日 00時01分45秒 | 海外運用
 
まず最初に今回のCHUUK遠征で一番お世話になった末長さん。現地でTruk Ocean Serviceという観光
業を営んでおられます。CHUUKには公共交通機関というものは存在しませんので(タクシーっぽい
乗せてくれる車はあるらしいが)空港からホテルの間の移動(送迎)をお願いしました。いろいろ
事前にお世話になったのでお土産に欲しい物を訪問前にメールで訊いたら「切り餅と塩辛」のリクエ
スト。到着早々お渡しし喜んでいただけた様でした。


行きのお出迎えでトヨタハイエースに乗り込むとご一緒の日本人紳士がいらっしゃいました。お話
聞いたところでは、この方V7から先週CHUUKへ旅行で来られ、特に何するでもなくCHUUKでフラフラ
されているとのこと。末永さんが送迎で空港へ行くと言うので途中まで送ってもらうために一緒に
付いてきた様子。羨ましいご身分です。その方は途中のTruk Stop Hotelの傍にいる日本の海外協力
隊員のFahさんに会いにきたらしい。よくBlogを拝見していたFahさんご自身にお目にかかることが
できました。

それにしてもCHUUKの道路は壮絶です、日本の感覚だとこれは道ではない(笑)。道路ではなく沼と
言ったほうが近い箇所が過半数を占めます。舗装が無いのは良しとして排水がないので相当深い水溜
りが道中溢れています。そんな悪路を乗用車が蛇行し水没しながら平気で走ってます。

予想以上に車の台数は多いので訊くと「島には幹線道路がここくらいしか無くて、この道路上
の車がほぼ島全部の車ですよ。車見れば誰かはほぼ判ります」とのこと。見た感じ8割は日本車。
日本の中古車が多くドアのペイントもそのままで「沼津市水道局」が走ってたり「株式会社XX」
が良く見られます。前述のFahさんがYoutubeに公開したCHUUKの道路、まさにこんな感じです。
ビデオだと余りに深い沼地は民家の庭先に迂回して走ってますね(笑)Videoの2:25の建物が左写真の青い建物。


途中、市場や港や学校など窓から眺めて、距離的には舗装路なら10分未満のところを25分くらいかか
ってホテルに到着。このホテルの敷地は入り口に機関銃を錘につけたゲートがあり、中は非常に綺麗
に整備されています。写真で見てた景色が目の前に広がりちょっと感動。


決して高級感はありませんが素朴で清潔なホテルです。チェックインのフロント。横にはインターネット
PCが2台置いて有りますが使っている人を見かけたことは無かった。フロント横のロビーは昼間、従業
員達がクーラーに当たって雑談する場と化してます。


その横には売店。冷蔵棚には意外な程沢山の銘柄のBeerが売られており嬉しいサプライズ(笑)
Foster/XXXX/Heineken/VB/Red Horse/アサヒSuperDry/Miller/Miller Lite/Coors/Budweiser/Bud Lite
Tigerと短い滞在期間には十分な品揃え。炭酸類も豊富で日本のお茶、ミネラルウォータもあります。
ちなみにホテル売店は値段は高く、水などを安く買うなら敷地内にあるスーパーへ行けば半額以下で買えます。
私はBeerは売店で、水やつまみ(ポテトチップ)はスーパーで買いました。


部屋は高級では有りませんがたいへん綺麗で清潔です。捉え方に個人差はあるでしょうが、シャワー
のお湯がぬるかったり、風呂の底に砂が溜まっていたり、水道の蛇口が錆びていたり、窓の立付け
が悪く全開すると閉めれなくなったり、備え付けのデジタルクロックが(頻繁に発生する停電のため)
時間が全然狂っていたりすることに不快感を感じなければ極めて快適です。
お値段は少々割高の$130+Tax10%。1Fが左記料金で2Fはスイート料金でやや高。

宿泊の建物は2階立で全室オーシャンビュー。敷地内に東海岸側と西海岸側の2棟あり、東海岸側は
朝日が、西は夕日が部屋から眺めることが出来ます。私は西棟の112号室で、ここは大和アマチュア無線
クラブの訪問時のお勧めの部屋。一番棟の端部屋で広い芝生に一番近い場所なので無線部屋としては
最適です。どの部屋も海岸まで20~30mで目の前には椰子の木が適当な感覚で茂り、庭には綺麗な花々が
咲き乱れて、芝生の緑が目に鮮やかです。芝生には無数の蟹の穴があり、10cmくらいの蟹が無数います。

また庭には野良犬、野良猫が沢山おりますが、あまり人に馴染んでいない様子で朝から晩まで
うろうろ歩き回っています。噛むことは無さそうですが敷地には日本語と英語で注意の看板が。


洗面、風呂、トイレはこんな感じ。基本的なものは備え付けです。9M6で必須だった蚊取り線香は
ありませんが蚊は少ないです。むしろ小蝿が多い。


部屋に備え付けでは有りませんが、フロントで申し出るとポットを貸してくれました(無料)。
昭和の時代を感じるレトロなものですが(笑)機能的には十分で、インスタントのコーヒーや
スープ、カップ麺を作るに重宝しました。疲れた時には砂糖のいっぱい入ったコーヒーがとても旨い。


コンセントは部屋に4箇所、洗面に1箇所あり日本のアース付きの3つ口と同じです。電圧は110V
ですが電圧変動は結構激しい様で90~130Vくらいは覚悟した方が良いようです。そして、何よりも
停電するのが当たり前の島で、だいたい1日に5回は停電します。YAPやPOHNPEIは電源事情が良いよう
ですがCHUUKは最悪です。
ホテルや大きな施設は自前の発電設備を備えていて停電すると約30秒から1分で切り替わって復旧
しますが、切り替えが遅い施設も多いとのこと。「Blue Lagoonは切り替えが早い方」と末長さん談。
最初運用中にリグがプスッと言って落ちた時はぎょっして、まさかリグが飛んだか万事これまでか
と一瞬思いましたが、慣れてくると気にもならず丁度休憩できる、と停電を楽しめました(笑)


レストランもあります。外国のレストランはそうですがあまりラフな格好で行くとちょっと気まずい
思いをします。正装までは不要ですが、シャツと半ズボンが最低ラインです。メニューは豊富で
一般的なものは大抵有り、日本食もありますし、割り箸、醤油も備え付けです。親子丼とかカツ丼
とかありましたが、ここまできて食べる意味も無いと思ったので頼まず。ペッパーステーキを頼んだ
らUSA程ではないにせよ、やはりデカイ(笑)腹いっぱいになります。パンも美味しい。昼にパスタ
を食べたら割とイケました。


屋外にはビーチバーがあります。夕方になると開店して夕焼けを眺めながら一杯やれます。滞在中
ドイツ人カップルのダイバーと一緒にBeer呑みました。いい雰囲気です。

レンタルバイクもあります($25/Day)。原付ではない日本製の125cc。あの道路をこいつでは辛そう。
モトクロッサーでも置いた方がいいんじゃ?



フロント横には太平洋戦争時の写真が壁に掲げられています。昔ここには日本海軍の基地があり
戦艦大和、武蔵も係留されていたそうで、米軍の撮った戦闘写真が何枚も見ることができます。
今のCHUUK国際空港も元日本軍の飛行場だった跡地を改良したものだそうですし、ホテルの敷地内
には防空壕やトーチカが今でも原型をそのまま留めています。

今はこうして呑気に日本人として遊びに来ていますが、何百人の民間人、軍人の尊い命がこの地で
失われたことが史実です。この島を訪れる日本人は年間1,000人以下だそうでGUAM訪問者の1日分に
過ぎませんが、その大半は慰問に訪れる方だそうで(残りはダイバー)今でもこのCHUUK(戦時中は
トラック島の呼称)に特別な思いを寄せる日本人が少なくないことを知ります。



そんな史実からか今でも島には日本の文化の名残が定着していることに気づかされます。

さて帰り。空港へ末長さんに送ってもらうと奥様のカオルさんも買い物ついでに一緒に来ていただ
けました。市場にDHLの店を発見したので、日本からの送付は問題ないか訊くと、どうやら特に
問題発生する確率は低そうで、大体1~2週間見ておけば届くとのこと。DHLの担当者は良く利用する
島の住人を全て知っているので荷物が到着したら取りに来い、と連絡が入るようです。重量機材を
送るなら利用するのも手かもしれません。

延々と悪路を空港へ向かって走り、出発の2時間前に到着。お世話になったお礼と再会を祈って
末長さんご夫妻とお別れ。国際空港と言うものの空港建屋以外何もありません。


入り口では花の首飾りを編んで売っています。非常に匂いの強烈な花でトイレの芳香剤と線香を
をきつくブレンドしたような何とも言えない感じですが、現地の人は当たり前のように首に掛け
たり頭に巻いたりしています。


チェックインと出国税($20)を支払い。荷物検査は台の上に並べて一つづつ中を空けてチェックし
ます。観光客以外の出国者は皆クーラーボックス。訊いたところでは中身は魚だそうです。
島々を転々としてくる飛行機を待っていると急に空が暗くなりスコール。航空会社が用意する
傘もドラム缶入り。


飛行機が到着して歩いて搭乗。約40分間停まりますのでPOHNPEIなどから乗ってきた客も皆降りて
きて休憩し、空港は一時賑やかになります。時間が来てスコールも止み離陸、わずかな短い滞在で
したがいろんな経験が出来て思い出一杯のCHUUKよ、さらば。


またいつの日か再度来れるかどうかは判らないけど。
Bye Bye CHUUK。ものすごく楽しかったぞ!
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9.V6遠征に関して(現地編-交信実績)

2010年11月09日 00時07分07秒 | 海外運用
 
コンテスト以外も含めたV63CJBの総交信数は2,278qでした。最後に40mに出て何とか2,000qの大台は
クリアすることができました。

まず特筆すべきなのが、北米方面の交信に何故あれほど苦労したのか?JAの皆さんの北米を呼ぶ状況
を聞く限りコンディションが悪い訳ではなく、むしろ良かったのではないでしょうか。
そしてCHUUKの場所から考えて北米伝播に問題があるとは思えません。
となると、要因は
1) Blue Lagoon Resortの北米方面にある山で遮られた
2) 北米から見てV6のBeamはJA方向のサイドに近くなりBeam向ける局が少ない
の2点が考えられます。

これは仮説ですが、確かに東方面で山が切れて見通し良くなるエリア(Zone9,10以南)は比較的呼んで
きましたが、大票田のZone3,4,5はさっぱりでした。受信信号もJAで聴くより気持ち弱かったように
思います。バーチカルアンテナはおそらく低い打上げ角だったはずでNA方面は山を越えれなかった
のではないかと考えています。


当然北東の山の存在は行く前から把握していましたが、それ程高い山ではないことと、EUならともかく
北米相手にそこまでシビアに気にする必要は無かろうとタカを括っていたのが敗因でした。
島の北側に宿泊施設があれば一番理想的ですが、CHUUKでは現在北側には観光客が宿泊できる宿が
ありません(2件あったが何れも廃業した。最近まで営業していた空港前のR.S.Plaza Hotelも廃業)

となると北米に関してはCHUUKは不向きの判断が正しいかもしれません。1件空港南部の徒歩圏に新しい
ホテルが開業し、屋上へ登れるのでここは検討の余地あるかもしれませんが、殆ど空港の真横ですので
アマチュア電波をガンガン出して良いか、を考慮必要かもしれません。ただしいずれにせよCHUUKは
1日にほぼ4~5回は停電しますのでしっかりした発電機を持っており瞬時に切り替え可能な宿泊場所を
選ばないと休憩時間が増えることになります。

島に在住する方のお話では、島の東部の山の上に昔タワーを建てて無線をやってた日本人が居た、と
伺いました(どなたでしょうか?私は存じ上げていません)。そこは現在ザビエル高校がある場所で
大昔の太平洋戦争時に日本海軍の通信基地だった場所だそうです。写真を拝見しましたが、確かに
北方面は海しか見えない大パノラマで、それはそれは理想的そうな場所でした。ザビエル高校には
日本の海外協力隊員が現在駐在していますので、その方とのコンタクトで活路がひらけるかも知れま
せん。

一方、西方向はロケーションは最高で期待通りの成果が得られたと思います。仰角1度以上に障害物は
何もありません(笑)。距離的なハンデで9M6よりはEU奥地が厳しかったようにも思いますが、それでも
EUの節操の無いパイルを味わうことが出来ました。また夕方から夜中のAFへも十分開けており、コンテ
スト局以外にもAF現地局から呼んでいただけました。極め付きは15mでJAパイルを突き破って呼んできた
TR8CAで、藤記さんがその瞬間をVideo撮ってくれました。Tnx JN1NDY。


また毎年追っかけてくださる今野さんは昼間の15mで7Zから呼ばれた瞬間を撮ってくれ、このVideoの後で
QSO頂きました。Tnx JH7BMF。


さて、コンテスト時間には間に合いませんでしたが、折角ここまで来て40m出ないで帰るのは余りに勿体無い
ので、コンテスト終了後早速アンテナ作成に取り掛かりました。ちなみに75m/40m用の短縮DPを持参する予定
だったのですがパッキングで重量超過分を調節の際、選外にしたのでした。

HF6Vを何とかすることも考えましたが、ラジラル用の線材はいくらでもあるので、ここは基本に戻って
最も簡単に作れるフルサイズダイポールを用意しました。バランは念のために持ってきていましたので
40m用ラジアルを計算してチョキチョキして、ステーのクレモナロープの先にアンカーペグを結んで
椰子の木の枝へ投げて引っ掛けました。調整で降ろすことも考えてロープは輪にしておきます。
両端も可能な限り高い椰子の木に結び、地上高約6m程のフルサイズの出来上がり。SWRも理想的なカーブに
落ち着きました(コンテストにこれで出たかった・・・)。


のーんびりとBeer呑みながらCQ出すと、まずZLが呼んできました。Nice Signalであると言われ気分良
くして少しばかりのラグチュー。終わるとすぐに5Wが呼んできました。これまたGood Signalだと。
フルサイズしっかり機能しているけど地上高低いので近距離しか飛ばないかな、と思っていたら
次にはJAからドバっとコール。おお、飛んでるんだと嬉しくなります。
夕食時間に一旦QRTして再度CQ出すとすぐさまJAから呼ばれ、クラスタに上げるからもう少しここで
CQを出していなさい、とQSP受けました。約3分後、クラスタの威力は凄まじく唸るようなパイル。
今回のV6遠征でこの時からEUが開けるまでのパイルが一番強烈でした。

強い局は一発コピー容易ですが、それ以外の信号はウワーンと唸りを上げて信号の分離が難しい。
おまけに40m特有?のサフィックス呼びしてくる局も多い。申し訳ないのですがサフィックス呼びして
くる局は強くても後回しにしていくと、皆さん良く聞いていらっしゃるので自然にフルコールして
いただけ、結果取る側は非常に楽になります。ただ、たかがV6とは言うものの海外交信でJCGコード
おまけにHAMLOGではA-アルファになります、のご紹介は不要です。こちらは相手の住所までログに
入れる余裕はありませんので(笑)。

そうこうしてJAパイルを楽しんでいると時間が経つにつれて、コールの合間にEUのコールサインが
ちらほら聞こえ出しました。おお、こんな急造アンテナの40mの信号がEUまで届くか、とEUを拾い出すと
今度はJAの比ではないドパイルが、それもエンドレスコール。今にして思えばSpritにしてもっとサービス
してあげれば良かったかな、とは思いましたがそのままオンフレで対応。あちらでは交通整理のポリス
まで出てきたようで、私が送信すると「GO」だの「Stand-by」だのの声が聞こえます。まだまだ
沢山呼ばれている状態では有りましたが、現地では日が変わり明朝はHF6Vの撤収やらで忙しいので
ほどほどでQRT。RA3XDXとの交信を最後にV63CJBの運用を終えました。

最後は意地になって40mに出てうまくいき、2,278qを数えて一番楽しい状態で終えることができたのでした。
後は撤収あるのみ・・・

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8.V6遠征に関して(現地編-コンテスト実録)

2010年11月08日 00時05分30秒 | 海外運用
 
コンテスト結果を結論から先に言うと、昨年の9M6からの参加(2,424q/1,743,872p)に比べて大幅ダウン
の惨憺たる結果でした。

私の技術力不足といってしまえばそれで終わりなのですが(笑)不振の大きな原因としては
1) 北米方面の山を安易に考えすぎていた
2) 75mはさておき40mでコンテスト出なかった為局数不足
3) トラブル多くモチベーション低下
この3点に尽きるでしょう。ハイバンドのコンディションは確実に昨年より良くなっているのを
感じましたが、一方直前でSSNも低下し始めハイバンドの開け方はV6から聞く限り短時間のオープン
が多かったように感じました。

V6はUTC+10hですので朝は10:00にコンテスト開始です。朝ご飯をゆっくり取ることができます。
07:00頃から15m/20mとワッチすると北米、カリブが聴こえていますが今ひとつ激強ではない。また
zone3とzone5が同じくらい、ややzone5の方が強いか。そしてzone6,7,8の強さに比べてzone9,10が
やたら強く聴こえた。流してCQ出しているとJAからのお声掛けに混じって、15mではYV、20mでは
FMなどが声を掛けて来るので、アンテナ調整に苦労したがまあそれなりに電波は飛んでいるようで
ちょっと安心した。しかし何故かW本土の信号が弱いのが気に掛かる・・・

コーヒー飲んだりして開始時刻を待ち、約15分ほど前から周波数確保のCQ垂れ流し始め、何局かの
JAの各局から声を掛けてもらった。どの周波数から開始するかちょっと迷ったが無難に20mから開始
とし00:00Zでコンテストスタート。圧倒的にJAからのコールが大半締め、それも知り合い各局が多い。
皆さん待っていてくれた様で感謝感謝。しかしペースが全然上がらない。最初の20mを45分で118局し
かできなく空振りCQが目立つため1時間待たずに15mへ移る。

この時刻(01~02Z)の15mは近隣ばかりで大半がJAかVKだが、それでもペースが悪く100/h前後の我慢の
CQ contestが続いた。02Zには10mでzone24,25,26が開いたが信号はかなり弱い。試しにコールするが
全く帰ってこない(笑)10mはベアフットなので力で押すこともできないのでせめてマルチだけでも
獲得しておこうと呼ぶがサッパリ・・・そんな中59++で聴こえていたVK4EMMと交信。その近くでCQ出し
ていたJA2BNN野瀬さんを発見したので何度か呼ぶと、おおQRZが。BNN局の耳に助けられて取りあえず
JAマルチ確保したので10mは以上として再度15mへ。

03Zになると15mではzone21辺りが強く聞こえ出してきた。EUが開けるにはもう少し時間が後なので
ここで(よせばいいのに)再度HF6Vの調整が何とかならんかチャレンジ(約1h)。が気ばかり焦り何も
好転しない。それどころかドライバを滑らせて右指先を小さく切ってしまった・・・もうアカン。
悪いほうへ悪いほうへと行く展開だ。気持ち的にはかなり凹んできた。最初の計画では初日の夕方には
1,000q超えるはずだったのに、現実は半分をやっと超えるかの程度、俺は一体こんな場所へ何しに来たんだ
阿呆ではなかろうか、へぼへぼにも程がある・・・で、しばらくバンドエイド張ったりして海辺でボ~っと
していた。07Zの頃だ。

とは言えウジウジしてても何も好転しないし、第一自分の楽しみの為にやっているのだから楽しくなけ
れば止めればいい。止めたいほど嫌か?否、安直に上手く行かない事に戸惑っているのと得点に拘って
いるからだ。出れる周波数で地道にやれるだけやってみよう。

08Z、20mに戻りEUからパイルを浴びるが100/hペースと本調子ではない。開いているとは言えZone16/15
が殆どでzone14はBig Stationのみだ。その夜はそのまま20mに居座り、夜中はマルチ拾いの呼び回りした。
昨年の9M6もそうだったが、夜中のAFはJAでは考えにくいが非常に良く開けている。ZSは当たり前として
珍しいところから呼ばれたのはV5、C9で、ZS、FR、8Q、S7も呼んできてくれた。
変わったところでは、R1が呼んできたので「はいはい」とロギングしようとしたら「5939」を送って
くるので「39 is it True?」良く見れば、おお!R1ANPだから南極のロシア基地だ。そんな地の果てから
も呼ばれたのは嬉しかった。多分JA operaterだったのだろうBT4EXPOからも呼ばれた

軽く睡眠をとり早朝、20Zは北米は殆ど聴こえない。21Zが近づくと突然グングンと北米の信号が上がって
くるのが自然の変化を体で感じてとても楽しい。
が、しかし、呼べど叫べど北米に飛ばない。アンテナの調子が悪いのではないことは、南米からは呼ばれる
し少ないものの北米から呼んでくる局もいるので判った。何故だ?!20mでK3LRを試しに呼んでもCQ出された
ので「こりゃ、あかん」。北米から呼ばれないWWってのも淋しいもので周波数を細かく変えながらCQを
出し続けると、意外なことにPJ4、PJ2から呼ばれて「Thank you new multi」寂しいCQがクラスタに載って
いるのだろうか。いずれにせよ呼ばれるのは嬉しいが、如何せん数が呼ばれない・・・
22~00Zは本当なら怒涛の北米からのパイルを捌くはずが、快調に捌いているJAは良く聴こえるしカリブを
呼ぶJAの信号はガンガン聴こえるものの、自分はさっぱり呼ばれない・・・15mで9YがCQ連発していたので
何度も呼んだがこれにはQRZすら帰ってこなかった。

いくら自分なりに楽しもうなどと奇麗事を言っても呼ばれないのは頭に来る(笑)と思っていたら10mが
02Zに突然オープンした。ベアフットでCQ出すとすぐさまコール、QSOするとすぐさまパイル!殆どがJA
だったが40分程の間に120局できた。
10mが納まり、気分を良くして15mへ移ると昨日とは状況が違いバンドが
賑やかだ。2日目の午後の15mはとてもコンディション良かった。03Zからラン続け04Zには176/h、以降も
80~100/hで続けることができた。珍しいところではEUのパイルを蹴散らしてD4Cが激強で呼んできた。

夜はまたマルチ拾いをし最終日朝を迎えたが、やはり最後まで北米は悲しい結果だった。呼べど叫べど
届かない。TO4がパイル浴びてたので腹いせに呼んだらできてしまった。なのにW6もVEも返事が来ない。

ちまちま最後までCQ出したり呼びまわったり往生際の悪いことをし、Finish。
1,775qのかろうじての1,000,000p超えと、JAで稼いだ方々より低い点数結果となった。

体は疲労困憊であったが、コンテスト終わって最初に考えたことは「せめて2,000q超えるまでやらなきゃ
納得いかん」で、コンテスト終了後すぐに40mアンテナをどうするかの検討を始めたのでした。

もちろん2日間我慢したビールを呑みながら。
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7.V6遠征に関して(現地編-無線局設営・使用機材)

2010年11月07日 10時27分51秒 | 海外運用

CHUUK国際空港で入国すると、送迎をお願いした末永さんとアイボールし、早速ホテルへ向い
ます。想像を絶する悪路を約20分走ってホテルに到着、早々にチェックインすると予約した
112号室へ。部屋はエアコンが効いているので快適です。

バルコニーで早速HF6Vの組み立て開始します。
ケーブルは事前に問い合わせた結果と寸分差異なく、同軸40mで約10mの余裕、と十分でした。


到着した正午頃は、夕方に向って潮が満ち始める時刻帯なので満潮になる前にアンカーなどの
対応をすることにしました。
今回アンカーの先につけたのはこれ。鉄製の剣先になったパイプ支えリング付き。こいつを
最初にアンテナ立てる場所に打ち込みます。


ある程度打ち込んだらアルミパイプをリングに通して一緒に打ち込みます。アルミは強く叩くと
すぐ変形しますから木片など噛ませて叩きます。事前に潮位表で干満差を調べてあったので
おおよそこのへんまで満潮時来るはず、の辺りをつけて給電部の高さを決めます。ラグーンの
中は波は非常に静かですから潮位だけである程度は決定できます。調整完了後の防水処理は
当然必須です。


ステーアンカーは現地で調達するつもりでしたので海岸を探しに歩き回ると、真っ赤に錆びた鉄格子が
海中に沈んでいます。大きすぎて鉄格子は引き上げれないものの、その付近におそらく鉄道用の
レールではないか、と思われる金属物を発見。ここBlue Lagoon Resortは元々が太平洋戦争時の
日本海軍の基地跡地ですので、ひょっとするとこれも当時の資材なのかもしれません。ならば
同じ日本人使わせていただきます、と英霊に感謝し活用決定。1本が約10kgくらいでペグ代わりと
して十分機能しました。


荒っぽく建ててみた図


給電線は最も近い椰子の木へガイドロープを張り空中を誘引します。そこから部屋(シャック)
へはそのまま地面を這わせます。部屋の前は滞在客が結構歩き回りますが、シャックからアン
テナまでの間は見通せますので特に注意することもないか、とそのままにしました。一度野良犬
が同軸を齧っているのを見たのと、ホテルの他の客が送信中にアンテナに触ろうとしたことがあ
りましたが他は特に問題なし。


ここまでは力仕事で腰が痛くなっただけで済みましたが、ここからが問題でした。
まず75mのSWRをアナライザで計測すると4以上を示しています。国内で何度か組んだ時でもサイズ
通りラフに組み立てても大体2~3に落ち着いてたので「むむっ」
他の周波数も計測しますがHF6Vは、まず75m用コイルの長さ調整から順次高い周波数の調整へ移る
構造のため75mが狂うと他はやり直しとなります。最初は物理的な組み立てミスをチェックし次に
ラジアル本数を変えたりしても一向に好転しません。その度にアンテナを倒して立ててと繰り返す
うちにだんだん陽が傾いてきて潮も満ちてきました。流石に夜の暗闇の中で海中の作業はやりたく
なかったので今日中に片付けないとコンテスト当日の朝アンテナ調整をやるハメになる。

いろいろトライはしてみましたが、私の乏しい知識ではこれ以上無理、と判断し75m/40mをいったん
諦め20m/15m/10mをちゃんと出れるように調整することに頭を切り替えました。もともと20mに関して
HF6Vは非常にブロードな特性を持っており大して調整しなくても20mはそれなりに運用できます。15mは
アンテナ上部の中間点から下へ引き降ろしたワイヤーエレメント長で調整し、10mは最上部のエレメント
の長さで調整します。調整自体は単純ですが、微調整の度に建てて倒してを繰り返し行うので死ぬほど
めんどくさい。20m/15m/10mの3bandがSWR1.5程度に落ち着いた頃には既に陽は落ちて、遠くの庭で
ビーチバーの灯りが楽しさを醸し出す頃合だった。

ここで何故75m/40mの調整がうまく行かなかったのかは帰国してからの調査課題としたい。

アンテナは問題だらけだった一方、機械類は至って快調で全く問題なし。リグはFT-450(75W out)
リグ用電源にMFJ-4125、リニアはALS-500M(500W out、ただしUS仕様のため10mはスルー)、リニア
用電源にSPS-75、ヘッドセットはHeil Pro-set、フットスイッチはFC-5のOn/Off反転版、ボイス
メモリはFT-450内臓を使用、同軸ケーブルは全て3.5D QEFV、PCとリグの接続は無し、ロギングは
昔ながらのzLog win。


正直言ってコンテスト前夜は、アンテナが上手く調整できていないことと半日力仕事して筋肉痛が
酷かったので、かなりモチベーション的に凹んでいたのでした(笑)そんなこともありコンテスト
前の運用は100局もやっておらず、殆どBeer呑みながら「なんでこんなことになっちまったんだ?」
「2年連続でそんな上手く行くか、と神様の試練だ」「まあ不景気だからなぁ」と一人でぼやいて
いたのでした(笑)

終わった後では何とでも言えますが、その後の結果を考えると、このぼやいていた間に40mのDPを
建てるべきでしたが、この時は明朝再度調整してみようと思っていたのでした。


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6.V6遠征に関して(現地編-チュークへ)

2010年11月06日 10時21分46秒 | 海外運用

成田を夜20:50出発の便でしたので、昼頃のんびり名古屋出発で今回の遠征が始まりました。

が、生憎の雨。幸先悪いなと思いつつも気分は乗り乗り(笑)。行きの新幹線はEX-ICポイ
ント利用でグリーン車でしたが、何と周りの席に見るからに堅気では無い風貌の方々が陣取
っておられます。関わらないに越したことは無いのでひたすらドキドキしながら大人しくし
て過ごしました。何か嫌な感じ。思いかえせば、これが最初のケチの付き始め。

荷物は総重量がジャスト50kg。委託荷物1のトランクが上限ギリギリの23kg。機内持ち込み
がこれまた上限ギリギリの18kgで手持ち。もう一つは有料委託の荷物扱いのアンテナで
全長130cmの9kgで肩に背負っての移動です。パッキング段階でいくつもの機材(主に予備品)
は諦めざるを得ませんでした。とにかく空港までは両手にキャスタ付き、肩には長尺物でフラ
フラしながらまずは成田を目指します。


漸く成田空港駅に到着し、改札出て最初のゲートでまず「その長いのは釣竿ですか?」の
質問。メンドクサイので「はい、そうです」で通過。ここまで来れば荷物運びの台車が使える
のでようやく大荷物から開放されました。一服する間もなくコンチネンタルの受付を目指して
第一ターミナルの南ウィングへ。超過分委託荷物の料金$30を支払いですが、円高のおかげで
\2,500で済みました。GUAMはトランジットのみなのでTKK(CHUUK)までこの料金で可能です。
(帰りはGUAM一泊だったので別々に徴収された)


チェックインを済ませて身軽になったので北ウィングへ向かいAH0BT Crewがいないか探しに
行きましたが、既にデルタのブース前はチェックイン終わっており結局会えずじまいでした。
ここで2つ目のトラブル発生。デジカメの液晶ディスプレイが映らない・・・撮影はできるの
だがフォーカス時点で画面が映らない。おいおいマジかよ、と思いつつ、まあ写せないわけ
ではないので諦めた。(ちなみに機内で電池出し入れして何度もリセットしたらひょんな
ことで直ったので実害は無かった)
土産物屋を覗きながら時間を潰して、搭乗1時間前になったのでそろそろ出国しようとゲートへ。


X線検査装置に順番に荷物を送り込んで出口で待っていると、自分の手荷物で止まっている。
モニター画面を覗き込むと、リグ、リニア、電源等々の基板や部品が折り重なって映って
いる。検査官から「中身は機械のようですが何ですか?」の質問。「ラジオ機械です」
「一つづつ検査機に再度通しますので全部出してください」本日3回目のおいおいマジかよ。
しょうがないのでトランクから全て出して検査受けた。すると「これとこれは機内持ち込みは
できません」何かと思って見るとドライバ、電工用ハサミの2点。スパナ等は問題なしで
要は15cm超える鋭利な金属は機内持ち込み禁止の基準に引っかかった。完全に自分のミスだ。
パッキングの最後に重量配分を調整する際に工具袋を手荷物の方へ入れてしまった・・・

検査官は置いていけと言うが、これが無いとアンテナ設営に致命的なので置いていくわけに
はいかない。すると「再度航空会社のチェックインカウンタでこの2点だけ委託荷物として
送ってもらうよう交渉してみてください」と。出発の時間がだんだん迫っていたのでゴネて
も時間の無駄と判断し出国ゲートを逆走して再度コンチネンタルブースへ。事情を話して
平謝りでお願いすると、対応してくれた女性がたいへん親切でそれようの小さな段ボール箱
を作って無料でバゲッジシールを貼って委託荷物に送り込んで頂けた。ありがたい。


そんなことをしていると早、出発30分前だ。慌てて荷物検査へ戻ると、先ほどの検査官が
「どうでした?」「対応していただけました」「良かったですね、いいご旅行を」

こりゃ今回は問題多いぞ、とモチベーションを低下させつつイミグレもその足で通過し
ついに出国。お茶だけ買ってゲートへ向かうと丁度搭乗が始まったところでした。
約5分の遅れで無事離陸、バタバタしまくりでの出発となりました。


機内はひたすら寝るのみ。夜中の01:30にグアム国際空港へ到着。GUAMはトランジットで
あっても入国審査を通過します。ここでの手荷物検査でも機器に対して質問を受けましたが
ラジオだ、の一言であっさり開封されずにパス。観光客も比較的少ない10月ですので30分も
かからず入国しました。ここからひたすら乗り継ぎ待ちで6時間30分あります。あまり眠く
なかったので取りあえず米国領へ来たのだから名刺代わりにバドワイザーを1本(笑)


グアムの空港は大して見て回るほどの規模でもないので、ベンチで仮眠。例の手すり付き
ベンチですので横になれないですが、じっとしてると自然に寝てしまいました。


朝、TKK(CHUUK)行きの搭乗がそろそろ始まるのでゲートへ向かい、事前にメール交換して
いたV6B Crewの皆さんとアイボール。大OM3名で洟垂れ小僧の当局では挨拶もはばかれるが
互いの健闘を祈ってご挨拶して写真撮らせていただきました。手前からJA7EPO、JA7GYP、JA7HMZ


GUAMからCHUUKはわずか1時間30分強で到着します。4回載った飛行機でこの便だけは午前中の
フライトだったので窓側を予約しました。


CHUUKに近づくにつれて雨雲が広がってきましたが、雲の隙間からついに島々が見えてきた!


ラグーン上空を着陸態勢に。気分は最高潮。


無事ランディング。生まれて初めてCHUUKに到着しました。滑走路の横はすぐ海です。


ボーディングは人力のタラップ。男女1名づつで押しています。


国際空港の建て物。日本の田舎町の公民館って感じの規模です。


バゲージは飛行機から降ろすとピックアップトラックが建て物まで運び、この口から放り込む方式。極めてエコ。


いろいろ途中ありましたし、GUAMでは待ちくたびれましたがようやく念願のCHUUKの地に足を付けました。
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Log data uploaded

2010年11月05日 00時11分03秒 | 海外運用

V63CJBの全ログデータをLoTWおよびeQSL.ccにアップしました。

今日帰宅したら早くもSASEが何通も届いておりましたが

紙のQSLは、まだ今から作成ですのでしばしお待ちください。


ちなみに、FLAG COUNTERに入れ込んでいる方って意外と多いようで

メールで「V6の旗が欲しいのでV6からアクセスしてください」という内容の

リクエストが国内、国外いずれからも届いています。申し訳ないのですが

V6ではネット使わず(使えない)帰国してからメール拝見しましたので

対応できません、悪しからず。


写真は、V63CJBシャックから眺めた夕焼け風景
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CHUUK 2010 Finish

2010年11月04日 00時01分01秒 | 海外運用
大きな事故も無く、無事自宅へ戻りました。

CHUUK 2010もひとまず終わりを迎えて、あとはデータの整理とQSLなどの

対応を行います。

今回は機材一式を持参しての海外遠征で、いろいろ失敗あり苦労ありで

正直くたびれましたが、それはそれで心地よい疲れです。

結果は改めて整理した後としますが、コンテストとしては失敗でした。

昨年の9M6/JJ2CJBより大幅にポイントダウンの結果です。今年は

SSNの山は過ぎた後とは言えハイバンドはコンディション良く、国内でも

over1,000は結構いるようでover2,000もおられる様子。

となると、海外までわざわざ何しに行ったんだ?と思われてしまいますが

個人としては「たいへん楽しい遠征」でした。

普段ネット上でお話させていただいている方々はじめ多くの皆さんから

コール頂く事ができました。

そして予想以上に多くの方から「よくBlog見てるヨ」のコメント頂戴しました。

略儀ながらこの場を借りて御礼申し上げます。


総括:「昨年よりもポイントは低かったが楽しさは倍増した。そして疲れた(笑)」


写真はコンテストで使用したHF6V
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入国

2010年11月03日 15時31分33秒 | 海外運用
無事成田にて入国しました。
帰りのKH2でもリグ一式開けさせられた。
担当がRADIOに理解があったようで
すんなり終了
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