ボクシングの世界戦、ウィラポンが長谷川に負けた。
やはり体調が悪かったのと年齢的な衰えもあるんだろうな
この後はどうするんだろう？一度リターンマッチの権利があるはずだが、やるのだろうか？
他人の心配している場合じゃないが、金は貯めたのだろうか？
タイの場合、一族に一人成功者が出るとその人が親戚一同養うっていうシステムだ。
だからボクシング選手やムエタイ選手は現役の間はいいが、その間に一族から金を吸われていていると
貯金もできずに引退後に落ちぶれたなんて話はゴマンとある。
まあ、１４度も防衛していれば億単位での収入があっただろうから大丈夫だろう・・・
自分の田舎に大きな家を建ててあり引退後はそこで暮らすということは本人の口から聞いたことがある。
２年後にウィラポンと対戦する俺の青写真も消えた。ジムに直接行って金払うからスパーリングさせてください！って言ってみようかな。
でもまだ引退するって決まったわけじゃないか。
休暇中も俺の携帯には求職者からの問い合わせが頻繁にあったからな。
早速面接だよ。技術スタッフは実技をさせて試験をするのだが今日の方はお話にならず。タイの方って何でこんなに自信満々で来るんだろうね。
技術の伴っていない自信を根拠の無い自信って言うんだよ。
受け付けスタッフも一人面接に来た。こちらは採用決定。
半年前位にサー（仮称）を解雇して以来３人目の受付スタッフをずうっと募集していて、その間十人以上面接してきた。
普通の方なら即採用なのだが、なかなか普通の方が来なくてこれまで３人目の受付スタッフは空席のままだった。
普通の方とは常識のある方って言う意味ね。
ちなみにサーちゃん、何故解雇されたんだっけ？
頻繁に遅刻する、休憩に行って時間どおり戻ってこない。注意しても改善されない。
それで解雇されたんだ。
その日のうちにサーちゃんのママから電話があって「解雇したんなら解雇補償金出せ！」とか言ってきたんだ。
「試用期間内の解雇は解雇補償金支払う必要ないのをキミは知らんのか？」って言ったんだっけな
まあこれで済んだからいいけど、中には法律なんか通じない（理解できない）自分の勝手な理論をごり押ししてくる人もいるからね。
そういう場合は警察呼ぼうか？ってことになるし、裁判所に訴えてみろ！ってことにもなる。そんなことは日常茶飯事だよ・・・はあ～
受け付けスタッフのブタが田舎（ノンカーイ）から帰ってきた。
この子は毎年（といっても２度目）きちんとお土産を持ってくる。
タイのお菓子なんだが俺の口にはどうも合わないが嫁はバリバリ食べている。
まあ、そういう気持ちが嬉しいんだよね。日本じゃ当たり前のことだがタイでお土産買ってくる従業員は少数派らしいからな。
本日タイのウィラポン対長谷川でやるらしいのだが何時からなんだろう？
ウィラポンは一度目の計量で３００グラムオーバーだったらしい。
俺がどちらを応援しているかというとウィラポンだ。
実は彼に一度お会いして話をしている。１年以上前になるがバンコク在住のカメラマンＳ氏が
格闘技雑誌の取材に行く時に通訳を兼ねて同行した。
練習途中にお邪魔して練習後インタビューとなったわけだが、その練習量は半端じゃない。しかも彼は当時３５歳である。
スパーリングを８Ｒやってミットを６Ｒ、サンドバックその他色々・・トータル２０Ｒ位こなしていただろうか。
普通ならそんな練習した後でのインタビューなんかは嫌だろうが、そんな素振りを見せずむしろ歓迎してくれるような感じであった。
こちらの拙いタイ語も普通なら「何言ってるか分からない！」で済まされてしまうが
文法滅茶苦茶で単語の声調が違ってもこちらが言おうとしていることを先読みし理解できる頭の良さもある。（大多数のタイ人はこちらの単語の声調が少し違うだけで全く理解できないし又理解しようともしない。）
物腰も堂々としていてまさにこれが世界チャンピョンかと感心したものだった。・・・あの時は物凄く緊張したなあ
現在３６歳、今日勝てば１５度の防衛に成功ってことになる。・・・是非勝って欲しい
そして今年１２年ぶりにカムバックを目指す俺と２年後くらいに対戦して欲しい。
ファイトマネーなんか貰おうなんて思っていない。逆に俺が金を払う。半分マジで考えている・・・
ある程度は想定の範囲内だが、欠勤者続出。
毎年のことだがこのままフェードアウトする者もいる。
受付スタッフ、ビーちゃんもお休み。しかも無連絡！彼女の頭の中では未だソンクラーンなんだろうな。
技術スタッフも約半数が欠勤。こういうことが頻繁にあるからタイでは従業員を過剰に雇う傾向がある。
よって一人あたりの仕事量が減り収入も少なくなるということ。自分で自分の首を絞めてるんだよな。
仕事より遊びを優先させる国民性だからいつまでたっても発展途上国なんだよ。はあ～・・・
４日間頑張ったご褒美じゃないが金に糸目をつけずに焼肉を食べることにした。
一昨日日本式焼肉屋で外したので今回はスクンビットプラザの店へ
目当てはドゥレーという焼肉屋だが予想通りソンクラーンで休み。
隣のガボレが開いていたので入ることにした。スクンビットプラザには焼肉屋が何軒も入っているのだが
どこも休みなのでガボレは大繁盛であった。
あまりの忙しさに韓国人従業員はテーブルの炭を片付ける時になんと落として付近にばら撒いてしまった。
火のついたままの炭である。幸い俺を含めて嫁、周りのタイ人の客に被害は無かったが椅子の布が焦げてしまったようだ。
ウ～ン・・・タイ人従業員はマイペース、韓国人のオバサン一人でてんてこ舞って感じだったもんなあ
こういう店が忙しい時にタイ人のトロさがでるよなあ
よく言われるのが日本人一人でやる仕事をタイ人は３人じゃないとできない
今日の店員の動きを見ていると韓国人のオバサンはミスはしたけどタイ人店員の３倍以上の動きをしていた。
肝心の焼肉は美味しかったな。ユッケジャンスープもドゥレーと比べると少し落ちるが美味しかった。
写真は帰り道歩道を歩いていた小象。餌を２０Ｂで売っていたので買って象に食べさせた。
本来なら地方の森林で伐採作業などを手伝ってた象だが、森林が無くなり職が無くなりバンコクに出てきて
街中の道路で餌を売って生きているようだ。俺も犬と象は大好きだから象に出会うと必ず餌を買って与えてしまう。