エレベーターを間近で見ていたらオマワリが来た。(拳銃下げてたからガードマンじゃない)
何をしてるんですか?・・と丁寧な口調だが目が笑っていない。
「俺は2時間も待たなければならないんだ!何で飛行機は遅れてるんだ!俺はこれからどうすればいいんだ?」
そう言うとオマワリは「そんなこと言われても飛行機遅れたのは私のせいじゃありませんから。危ないからここから離れてください・・」
・・ったくこの下っ端警官が!危ないって言ってもこのエレベーター動いてないじゃん。
そう思いながらその場を離れる。もう少し飲んでたら口に出して言ってたな。ヤバイヤバイ・・
やることないからセキュリティーチェックを受けて待合室に入ると空港職員が笑顔で「好きな飲み物をお持ちください・・」だとさ
何で飛行機遅れてるんだよ!俺は早く帰らなければならないんだ!・・そう言うと、また例の笑顔で
もうじき来ます・・・だとさ
しかし、飛行機はさらに送れて一時間以上も何もない待合室で待つ羽目に・・・
21時バンコク着の予定が結局23時30分だよ。
まあ、色々あったが田舎は非常に良かった。同じタイ人なのにバンコクのタイ人と田舎のタイ人じゃ人種が違う。
田舎の人は皆穏やかで親切だ。バンコクのタイ人はギスギスして擦れきっているのが多い。
バンコクのタイ人も殆んどは田舎者なんだろうが都会の空気を吸ってるうちに人格が変わってくるのだろう。
タイ人を誉める人の気が知れないと思っていたが、
旅行などで来て田舎に行った人は穏やかで親切なタイ人と交流を持つことでタイ人に対して良い印象を持つのだろうと思った。
乾期に入ったらもう一度行ってみたい・・・と思う。
ピサヌローク駅から空港までトゥクトゥクで150B。
最初の言い値がそうだったが絶対にそんなに高いはずが無いと思い、「80Bだろ!」と言うと
ベニヤ板に書いた料金表を指差して、「ここにサナーンビン150Bって書いてあるでしょ。」と言われる。
確かにタイ語で空港150Bと書いてあった。
まあいいやと思いトゥクトゥクで空港へ向かうが15分ほどで到着。
15分の距離で150B???ガソリンが値上がりしたからか?
まあ、大した金額じゃないし酔ってたせいもあってマイペンライ。
さーてこれからが大変だった。
チェックインカウンターに行くと飛行機は一時間程遅れるとのこと。
俺は一時間以上前に空港に着いていたから、これから2時間以上も待たなければならない。
ちなみに空港内は写真のとおり。売店以外何も無い。レストランも無い。
空港職員に俺は2時間何をすればいいんだ?と詰め寄ると「ヘッヘッヘ~・・」と微笑まれる。
さすがは微笑みの国タイランドだ。
仕方ないから売店でビールを買い飲み始める。ここにはハイネケンが売っていた。
1本、2本、3本・・・・つまみも買って一人で酒盛り。
完全に酔っ払った。
酔って空港内を徘徊すると、2枚目の写真のエレベーターを発見。
しかし空港は2階建て。何でエレベーターが必要なんだ?
そんなことを考えていたら何だかむかついて来た・・・
帰りはピサヌロークからの飛行機だからスコータイからバスで向かう。
ガイドブックには1時間と書いてあったが実際には1時間半以上かかった。
飛行機は20時の予定。食事する時間くらいはあるから街中を散々歩き回った挙句に
写真のイサーン食堂へ。
イサーンでイサーン料理なんて最高だなあと思いながらヤムウンセンとナムトクムーとカオパットを注文。
ビールはハイネケンなどは置いてないとのことだからビアシンを注文して氷を入れてガブガブ飲んだ。
この食堂は地元の人には人気があるのか次から次へと買い物客がバイクに乗って現れた。
まあ、先ほど知ったことだがピサヌロークはイサーンではないそうだ。
そうだよな、イサーンにあるタイメシ食堂が看板にわざわざイサーン料理なんて書いてあるわけが無い。(2枚目の写真)
ビール2本空けていい気分になったところで空港へ・・・
公園内には民家も存在する。正確には公園は城壁内と城壁外があり城壁外に民家が存在するのである。
写真は田舎の農家を激写。自転車で通りかかったときにこれはいい被写体だと思い
Uターンして自転車で走りながら撮ったものだ。
田舎の農家の軒先で親子がくつろいでいるってところだろう。
さ~て、天気も悪いし自転車漕ぐのも疲れてきたし、
さっさと帰ろうと思い貸し自転車屋へ向かう途中に撮ったものが2枚目の写真。
公園内で大きな池の向こうに見える仏像が神秘的・・
・・・そんなことを思いながら気分良く写真撮って、さあ撤収と思い先日買ったばかりの
C-PLフィルターをレンズから外した所で下に落としてしまいそのまま転がって池の中にドボン。
確かこのフィルター1200Bじゃなかったか?
そんなタイミングの悪い所に脳天気なファランが「撮った写真見せてよ~」って来たもんだ
このシロンボ野郎!真珠湾を忘れるなよ!!・・・などと分けのわからないことを思いながら無視して
走って逃げた。