60代の男性は、二度の脳梗塞をやった後、心臓にぺースメーカーを入れられていました。
からだのバランスも悪く、右肩は下がり、左の股関節が開いているので、歩くときも杖をつきながらの、フラフラ歩きでした。
薬を30年飲み続け、肝臓、腎臓がダメージを受けていて、筋肉もフニヤフニャに、ヒザから下には大きな静脈瘤が出来ていました。
倉富メソットと心導の手足のメソットを行うと、自ら不自然に曲がった脚を真っ直ぐに伸ばしたりされて自動運動が始まりました。
最後に蹲踞ストレッチをして仕上げたところ、男性は真っ直ぐに立たれて、「杖なしでバランスよく歩けるようになっている~」と、大喜びされ「ありがとう!」と、言われて帰られました。
この男性の場合は、薬の影響でからだがダメージを受けていても、性格が明るいので、助けられている面が大いにあると感じました。
脳梗塞のリハビリには手足の末端と、蹲踞ストレッチの組み合わせでやると、効果抜群です。
蹲踞ストレッチは日本式トイレのしゃがんでする様式から、アイディアを受けました。
日本式トイレの復活を要望します。