自動ブレーキ的なアレの件で思ったシステム依存の恐怖の巻

[ 最近の出来事 ]
自動車メーカー各社がこぞって導入している、自動ブレーキ的なシステム。

先日、その機能を体験する試乗会で事故が発生。
負傷された方は、早い快復をされるよう、お祈りいたします。

原因については、システムが動作しなかったのか、停止する要件を満たさない運転であったのか、まだ判明しておらず、調査中だそうです。

いずれにしても、このシステムについては当初から課題として、法整備があげられていました。
システムが動作せずに衝突事故が発生した場合や、システムが誤動作して、必要の無い場面で停止してしまい、後ろの車と衝突したりしたら、責任はメーカーにあるんじゃない？という辺りを中心に、様々な問題をはらんでいるからでしょうね。

現行では、特別何もそうした法や制度の整備はしておらず、まぁ現在の法律・制度の枠組みの中で、ただ新しい機能として、「ブレーキを強化する機能がついているよ。ひょっとして動作しないかもしれないから、アテにして運転しないでね。」という状況で販売されているものと思われます。

NFLでも、セインツは2009シーズンのマイアミ戦で、大事な場面の判定でショーン・ペイトンがチャレンジ。
...したところ、審判からアナウンス。
「リプレーシステムが故障のため、チャレンジはできません。」
だって。

今季も、NE戦で、逆に相手のチャレンジが同じ理由でキャンセルされた事がありました。
（システム故障でチャレンジができないという場面に、ここ数年で2回も遭遇しているのは、セインツくらいじゃない？）

ほら。システムをアテにし過ぎない方が良いですね。
まぁ、この話では、どちらの試合もチャレンジができなかったチームが勝ったんだけどね...。

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BGM♪：　You Are In My System / Robert Palmer
オトナな世界だなぁ。懐かしい。
さてさて、新しいテクノロジーと法（ルール）整備の問題は、今後も様々な事が起きるでしょう。
でもスポーツの世界においては、Playする選手が最もやりやすい方向に進んでくれるといいですね。こっちは、それを見て勝手に楽しむんで。

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