料理の軽量～本編～

[ 最近の出来事 ]
料理をしていると、独特の計量が出てきて困る事があります。

ひとつまみ
少々

これらは、定義がちゃんとあるらしく
ひとつまみは、親指＋人差し指＋中指の三本で
少々は親指＋人差し指でつまんだ量って事だそうで。

大さじ
小さじ
というのもあります。

大さじ　＝　小さじ　x　3
具体的には、大さじ＝15㏄
つまり、小さじ＝5㏄
という事だそうです。

そこまで細かく計量カップやら計量スプーンやらを常にスタンバイしておくのって、案外大変。（大概、洗って乾かしてる途中だったり、しばらく使ってなくてどこいったんだかわかんないとか。）

で、そんな時のために料理の本とかに必ずと言っていい程書いてある。

「大さじは、カレースプーン1杯分と覚えておくとよいでしょう。」


みたいなの。

カレースプーン1杯か...
と思って、これで計ってみると

「？？？？　これだけ？？？　なんか少なくない？」
って、以前から思ってました。

カレースプーンにも色々あって、ウチのは極端に小さいとか？
でも、カレースプーンで画像検索とかしても、普通に今使っているのと変わらない位のものばかり出てくるし。

そんなおり、先日どこかのサイトで

大さじは、ペットボトルのキャップ2杯分。
という情報を見ました。

色々調べた所、日本国内のペットボトルのキャップは、規格が統一されていて、容量はおんなじ位みたいです。
7.5ccと書いてある所もあれば、5.0㏄としているサイトもあって、ここもやや不確かですが、確かに清涼飲料水のペットボトルのキャップについては、どれも同程度の容量と考えて良さそうに思えます。

そこで考えました。

どう考えても...

カレースプーン1杯　＜　ペットボトルのキャップ2杯

こうだよな？

これは、大さじは、カレースプーン1杯分説は、検証の必要があるな...。

で、計量スプーン、買いました。


これで15㏄を計量して、カレースプーンに注ぐと....


あふれました。


注ぐまでも無い。
それ位、容量は違う感じ。

この検証に使ったウチのカレースプーンが少々小さ目だったとしても、到底15㏄を計量できるとは思えない量です。

やっぱり、大さじは、カレースプーン1杯分説は今後自分が料理する際には採用しないようにしよう。

ペットボトルのキャップ2杯でも計ってみました。


うん。
なんか、こっちは納得感がある。

ちょっと多めになりそうな感じもするけど
だいたい良さそう。

ただ.......なんか衛生的に大丈夫か？って思ってしまう。

料理に使うための水を、ペットボトルを開けて全部使い切って、そのキャップとかならいいけど、いっぺん飲んで閉めて....の後のやつは心配。
それをわざわざ綺麗にするのも、ちょっと...。

という訳で....

今回、計量スプーンも買い直した事だし。
今後は、計量スプーンを使おう。（←最初から、それでいいじゃん。）

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BGM♪　Spoon / Dave Matthews Band
それにしても、ここまで容量の違うものが、なぜここまで常識みたいな扱いで出回っているのだろう？
大御所料理家みたいな人が言った話を、誰も否定できずに来てるとか？

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