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近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

世界に誇るMade in Japan~中古鉄道車両への注目

2012年02月04日 | 5番線「気になる○○○…」

先日、JR西日本のプレスリリースでキハ181系気動車がミャンマーに譲渡される事が発表されました。
(かつては別国にシュプール号で使用されていた14系客車などを譲渡していました。)

他の鉄道会社でも引退した車両を海外(主にアジア各国を中心)に譲渡する傾向が最近高まりつつあります。
しかし何故、日本が各国に中古車両を輸出するようになったのか?
それには2つの理由が存在しました。


1つ目の理由は「日本の中古車両は海外で高い評判を得ている」事です。
日本が世界に誇る「Made in Japan品質」は鉄道車両にも共通しています。
購入する国は中古とはいえ比較的、安価で良質な車両を手に入れる事が出来ます。
また「高い耐久性」や「車内の快適性」なども高く評価されています。


2つ目の理由は「鉄道会社には廃車費用を支払わなくて済む利点が存在する。」事です
これは鉄道会社にとっては有難い事です。解体費用というものは中々高額なものです。
ましてや一度に何十両も廃車するともなれば費用もそう馬鹿になりません。

日本の鉄道車両は大半の場合、20~40年程度が寿命だと言われています。
ですが体質改善工事などを行えば余程の場合でない限りあと10年程度は十分に使用出来ます。
(殆どの車両は塗装を除けば現役時とほぼ同等の姿で活躍しています。)

高い技術力と信頼性の証である「Made in Japan品質」が近年、世界で再注目されています。
故に日本製の中古車両の人気は今後更に上昇する事が予想されます。



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