にしたらトルクが足りなくてエンジン止まりそうになった。
MT車を運転したことが無い人にはわからないネタで今年はスタート。
新年明けて新たな気持ちで仕事に取り組んで行こう、と思っても実際にあるのは去年から積まれていた宿題の数々だったりするのはまた皮肉と言う他はない。否が応でもギアは上げざるを得ない状況というのもまた事実。世知辛いすなあ。
ただ去年から今年にかけての年末は珍しく9連休と長く、冬休みの宿題を抱えていたとはいえ久々に余裕があったように思われる。普段はあまりTVを見れないのだが、ここぞとばかりに無駄に年末年始のTV番組を視聴していた。
バラエティや駅伝も見ていたのだが、休みの最終日に見たNHKスペシャルのやなせたかし特集が一番印象に残っている。いや忘れっぽくなって休みの最初の方に見た番組内容を忘れてしまったわけではなくて。(汗)
やなせたかし氏は皆さんもご存知のアンパンマンの作者であり、昨年94歳で亡くなった。
アンパンマンはいうまでもなく正義のヒーローとして描かれている。やなせ氏の戦争とそれによる食糧難を体験した体験から、「人生で一番つらいことは食べられないこと」をまず解決する。
今回の番組内ではないが、「究極の正義とはひもじいものに食べ物を与えることである」ともインタビューで述べている。その強い思いが生んだヒーローなのだろう。
空腹の者に顔の一部を与えることで悪者と戦う力が落ちると分かっていても、目の前の人を見捨てることはしない。かつそれでありながら、たとえどんな敵が相手でも戦いも放棄しない。これらの点について「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです(やなせたかし 「あんぱんまん」あとがきより)」という事を体現しているのだ。絵本で凄い事書くなあ。
振り返って自分はどうか。SEという仕事は基本的に「金を払ってでも何とかしてほしい、自分にできない事を依頼される(ただしシステムに限る)」という側面を持っている。つまり困っている人を助けるのがその根源だ。その対価として金銭を受け取る。資本主義社会では生きていくためにはお金が必要だからである。
よって、仕事に取り組むときは顔の見えないお客様の事まで考えて取り組む様にしている。どうすれば問題を解決できるのか、どうすれば伝わるのか、どうすれば本当の期待に応えられるのか、そのために仕事をするのは手間がかかり大変だが楽しくはある。
ただ自己犠牲の精神にあふれているかと言われればそうでもないし、自分のしている事は常に間違っていないか悩みもし、不安にもなるただの小心者である。
誰もがアンパンマンになれればいいのだが、それは無理な話であり、強制もできない。顔をすげかえれば元気になるわけでもなく、ましてやパンチ一発で敵を倒すこともできない自分はどうすればいいのだろうか。
自分がどうしようもならなくなったときは、自分と同等以上の能力を持つ上司や同僚に助けを求めがちだ。その事自体は間違っていない。だが部下や後輩を信じ、「助けてくれ、キミの力が必要だ」と真摯に頼んだ事があっただろうか。
なまじ優秀であったり、実態はどうあれ優秀であると周囲から評価されている人ほどそれがひどく難しいように思える。優秀である無いにかかわらずある程度の年数を積んでいれば、多かれ少なかれそのプライドもあるだろう。誰であれ対等の仕事仲間として扱い、真摯に向き合う事がなければ自分も周囲も早々に限界が訪れてしまうのではなかろうか。
真摯な願いに対しては皆誠意を以て応えてくれると信じている。そうでなければ頼み方が悪いか思いが足りない、もしくは相手を信じていないのだと反省してみる。今年はそのあたりを気を付けてみよう。
全くの余談だが特集最後の一青窈が歌う「アンパンマンのマーチ」に涙腺をやられそうになったが、何とかこらえた。うん。
という事でタイトルとは全く関係ない話で締まったわけだが、気にしないでおこう。
「○○君、ヘルプミー。」
「刑事長なんだかんだでまだ余裕ありそうっすね。」
「・・・」
まずは言い回しから矯正するか・・・。
(刑事長)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
MT車を運転したことが無い人にはわからないネタで今年はスタート。
新年明けて新たな気持ちで仕事に取り組んで行こう、と思っても実際にあるのは去年から積まれていた宿題の数々だったりするのはまた皮肉と言う他はない。否が応でもギアは上げざるを得ない状況というのもまた事実。世知辛いすなあ。
ただ去年から今年にかけての年末は珍しく9連休と長く、冬休みの宿題を抱えていたとはいえ久々に余裕があったように思われる。普段はあまりTVを見れないのだが、ここぞとばかりに無駄に年末年始のTV番組を視聴していた。
バラエティや駅伝も見ていたのだが、休みの最終日に見たNHKスペシャルのやなせたかし特集が一番印象に残っている。いや忘れっぽくなって休みの最初の方に見た番組内容を忘れてしまったわけではなくて。(汗)
やなせたかし氏は皆さんもご存知のアンパンマンの作者であり、昨年94歳で亡くなった。
アンパンマンはいうまでもなく正義のヒーローとして描かれている。やなせ氏の戦争とそれによる食糧難を体験した体験から、「人生で一番つらいことは食べられないこと」をまず解決する。
今回の番組内ではないが、「究極の正義とはひもじいものに食べ物を与えることである」ともインタビューで述べている。その強い思いが生んだヒーローなのだろう。
空腹の者に顔の一部を与えることで悪者と戦う力が落ちると分かっていても、目の前の人を見捨てることはしない。かつそれでありながら、たとえどんな敵が相手でも戦いも放棄しない。これらの点について「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです(やなせたかし 「あんぱんまん」あとがきより)」という事を体現しているのだ。絵本で凄い事書くなあ。
振り返って自分はどうか。SEという仕事は基本的に「金を払ってでも何とかしてほしい、自分にできない事を依頼される(ただしシステムに限る)」という側面を持っている。つまり困っている人を助けるのがその根源だ。その対価として金銭を受け取る。資本主義社会では生きていくためにはお金が必要だからである。
よって、仕事に取り組むときは顔の見えないお客様の事まで考えて取り組む様にしている。どうすれば問題を解決できるのか、どうすれば伝わるのか、どうすれば本当の期待に応えられるのか、そのために仕事をするのは手間がかかり大変だが楽しくはある。
ただ自己犠牲の精神にあふれているかと言われればそうでもないし、自分のしている事は常に間違っていないか悩みもし、不安にもなるただの小心者である。
誰もがアンパンマンになれればいいのだが、それは無理な話であり、強制もできない。顔をすげかえれば元気になるわけでもなく、ましてやパンチ一発で敵を倒すこともできない自分はどうすればいいのだろうか。
自分がどうしようもならなくなったときは、自分と同等以上の能力を持つ上司や同僚に助けを求めがちだ。その事自体は間違っていない。だが部下や後輩を信じ、「助けてくれ、キミの力が必要だ」と真摯に頼んだ事があっただろうか。
なまじ優秀であったり、実態はどうあれ優秀であると周囲から評価されている人ほどそれがひどく難しいように思える。優秀である無いにかかわらずある程度の年数を積んでいれば、多かれ少なかれそのプライドもあるだろう。誰であれ対等の仕事仲間として扱い、真摯に向き合う事がなければ自分も周囲も早々に限界が訪れてしまうのではなかろうか。
真摯な願いに対しては皆誠意を以て応えてくれると信じている。そうでなければ頼み方が悪いか思いが足りない、もしくは相手を信じていないのだと反省してみる。今年はそのあたりを気を付けてみよう。
全くの余談だが特集最後の一青窈が歌う「アンパンマンのマーチ」に涙腺をやられそうになったが、何とかこらえた。うん。
という事でタイトルとは全く関係ない話で締まったわけだが、気にしないでおこう。
「○○君、ヘルプミー。」
「刑事長なんだかんだでまだ余裕ありそうっすね。」
「・・・」
まずは言い回しから矯正するか・・・。
(刑事長)
monipet
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製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業