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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

復活!

2015-06-19 08:44:37 | 日記
昨年末から今年の初めにかけ、世間を騒がせた異物混入などの食の安全問題。
ファーストフード界の王者として君臨していたハンバーガーショップは客離れが今なお続き、かなり苦戦を強いられている一方、先週、販売を再開したカップ焼きそば は、復活を喜ぶ愛好家がマスコミに取り上げられるほど好調な売れ行きを示しているようだ。
事件発覚直後の企業の対応は、どちらも世間からバッシングを受けていた。なのにこの違いは何なのだろう?
カップ焼きそば を購入するお客様がインタビューを受けている映像がニュース番組で流れていたが、愛好家だけの盛り上がりではなく、今まで商品を購入したことのない方までも販売再開を機に商品を購入しているようで、これには驚かされた。

ターゲットが小さな子供から大人まで幅広い層であるのに対し、一方は比較的大人がメインなためなのか?
商品を販売し続けた間にも次々と異物混入問題が発生したためなのか?
それでも絶好調と絶不調の差がでるのは、まったく別の要因があるのだろうと思われる。

絶不調の企業が事件を機に何が変わったか、あまりよくわからない。
原料の仕入れルートは変わったようだが、そこが安全なのかよくわからず、管理や教育を見直したのかもしれないが、その実態がどんなものかよくわからない。
その間、新製品が販売されたり、商品の組み合わせが自由になったことが宣伝されたり、事件に対する対策はますます薄れていった感じがする。

一方、絶好調の企業はシンプルでわかりやすい対応だったと思う。
長期にわたる販売停止の期間で、設備を点検したり改修したり、安全を保つために商品のパッケージ方法も変わったようだ。
ホームページも今回の事件を逆手にとるかのように“安心・安全”を前面に押し出している。

情報を発信することは大切だが、ただただ発信するだけでは意味がない。
受信側が、どう受けとめ、どう感じるか、そこまで考えて伝えたいことを伝えないと効果がでないのだろう。
わが社でも製品販売が数年前から始まり、マーケティングの重要性を大いに感じているところだ。お客様視点で消費者がどこに価値を見出してくれるのか、これを考えられることが必要になっている。(ほ)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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