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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ネットで読み解く投票行動

2016-07-12 09:00:00 | 日記
日曜日の参議院選挙は投票年齢が18歳に引き下げられた初めての選挙うんぬん、とちょっと食傷ぎみのフレーズを聞き続けて1日が経過し、選挙結果も確定したそうなので、デジタルネイティブと言われる世代の参加やスマートフォンで手軽に検索ができる時代にどんなことが起こっていたか、簡単に見てみたいと思います。

どんな話かというと、イギリスでEU離脱が決議された翌日に「What is EU?」というキーワードの検索数がイギリスで激増したらしく、おいおい離脱に投票した後に「EUってなんだっけ?」って検索しちゃうの?投票する前に調べとけよ、そんな無責任なことで余波をくらう俺たちの身になってみろ!という怒りの声が渦巻いたそうなので、日本の場合はどうなのかな?という話です。

以下の情報ソースはgoogleトレンドです。あしからず。
それぞれのグラフはクリックしてもらうと拡大されます。

まずは「政党」「政策」というキーワード。
青が政党、赤が政策です。
そもそもグラフが相関していて投票前からじわじわとグラフが上がり始め、投票日午前中にもっとも高い数値を出しています。



次に「参議院とは」「比例代表とは」というキーワード。
青が参議院とは、赤が比例代表とはです。
こちらは投票日午前中の検索数は比較的少なく、ある時点を境に急上昇しています。20:30、投票終了と同時にテレビが選挙特番を初めて30分後の時点です。


今回の投票行動としては、自分が投票する政党や候補者の政策についてはある程度事前に検索をして情報を入手してから投票する人も見ることができたが、そもそも参議院や比例代表の制度についてはよく分かっておらず、テレビから流れてきた情報をもとに投票後に改めて検索している人も多数いた、といったところでしょうか。イギリスとの比較は本当の話かどうかも怪しいので止めておきましょう。


まだまだ調べようと思えば、いくらでも面白いことが分かります。
例えば「投票所」
私の行くべき投票所はどこだっけ?検索のグラフがこちら。
投票時間終了後にグラフが急下降しています。



青「参議院」赤「年収」
テレビの選挙特番と同時に俗っぽいことが気になる人もいるようです。


ITの進化でこんなデータも手軽に入手することができる時代になりました。上手く使うも使わないもあなた次第です。(野)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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