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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

続けること

2017-04-03 08:27:28 | 日記
 「あの人は優秀だ」とよく口にする人がいる。よくよく聞いてみると人の良し悪しを特定の能力の優劣で判断しているらしい。もしあなたもそういう人なら、是非見方を変えてみることをおすすめしたい。
 
 どう変えるか。「あの人の努力はすごい」とよく口にするように変えてみるのだ。目標をもってあきらめずに挑戦を続けているかどうかを評価する。年齢・性別・人種・貧富の差などに一切関係ない。どれだけ自分の決めた目標に向かって頑張っている人か、そこを見極める。そのためには時間もかかるしコミュニケーションも必要だ。その人を良く知ってからでないと判断できない。自分から主体的にその人を知ろうとする試みが増えることはあなたのコミュニケーションの質を高める。
 
 あなたが「あなたは優秀だ」と褒められて嬉しくなるのはわかる。が、ピノキオのようなもので、それで鼻が伸びることになっても、あなたはより優秀にはならない。「あなたの努力はすごい」と褒められて、もっと努力したほうがあなたの世界は広くなる。しかも能力には上限があるかもしれないが努力には上限が無い。金メダリストの能力を超えるのは難しくても金メダリストの努力を超えることはできるかもしれない。あなたが誰かと自分を比較するのに使っている尺度を、「いかにチャレンジしているか」という尺度に変えることで、あなた自身も変わっていくだろう。
 
 さあ、新年度が始まった。いろいろな場所で新しい未来の芽が伸び始める。あなた個人も、あなたが所属する組織も、ともにチャレンジを続けて行ける良い環境であることを願いたい。不思議なことだが、ある人やある組織を応援したくなる気持ちは、対象の人や組織の能力が高く「優秀」だから湧いて来るのではなく、対象者が頑張ってチャレンジを続けているから湧いて来るものだと思う。人や組織の努力は、その人や組織を応援したい人を生み出す。応援してくれている人自身も努力していれば、その人も誰かに応援されているだろう。そうやって応援したりされたりしながら、それぞれが前に進むことで違う世界が見えてくる。
 
 とは言え、まず一歩。最初は皆同じだ。1日2日努力したからといって褒められるものではない。誰かに応援してもらえるぐらい、ぶつかって弾き返されて、またぶつかって行ってあきらめないで続けていれば、きっと光は差す。
 とは言うものの、弾き返されてひっくり返っている時間も、成果が出始めるまでの時間も、人それぞれ。焦ってはいけない。世のシニアの方々は企業の論理に合わせて会計年度で判断したがるが人の一生は(体感としては非常に短いが)会計年度で判断できないぐらいには長い。弾き飛ばされてから何年かぐれたり逃げたりしていたって、またぶつかって行けばいい。乗り越えて向こう側に見える世界にワクワクし、さらにその先の未来を見たいと思ってチャレンジを続けてしまう努力家が、実はその活動を通して未来を生み出しているのだと思う。(三)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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