トゲトゲ？

“『トゲトゲ』って知ってる？”
最近、子供から出題されたクイズ。
どうせ大好きなポケモンのキャラクターじゃないの？
って、答えたところ
正解は…
虫
とのこと。
夏も近づいてきたんで学校で虫の話題をしてたんだとか。

なあんだ虫か と思いつつ、とりあえずどんな虫なんだろうとネットで調べてみると、ハムシの全身にトゲが生えた種類で
トゲハムシ
または和名で
『トゲトゲ』
と呼ぶらしい。
（その前にハムシを知らなかった。。）
お食事中の方もいると思うので、あえて画像は貼りませんが、確かに全身トゲだらけ。
と、ここまでは普通に虫を調べてた話。ここから目を疑うことに。
さらに調べていると仲間に
『トゲナシトゲトゲ』
というトゲトゲにトゲが生えてない奴があらわれた。
(トゲがなければハムシなんじゃないの…？と思っていると)
さらに
『トゲアリトゲナシトゲトゲ』
というトゲナシトゲトゲにトゲが少し生えてる奴が。。
(トゲが有るんだか、無いんだか？？？)

”何でこんなネーミングにしたんだ！”
と、文句だけ言ってても子供に示しがつかないので、ちょっとだけ考えてみることにした。
この3種類の虫を比べてみると、全身にトゲがあるのが
トゲトゲ。
トゲトゲのトゲの先が丸まっててブツブツしたのが
トゲナシトゲトゲ。
(トゲが無いってそういうことなのか？)
トゲナシトゲトゲのように全身がブツブツしてる奴にトゲがところどころに生えてるのが
トゲアリトゲナシトゲトゲ。
(最近の若者言葉の『なしよりのあり』にも似ているような…)
と、まあこんな感じでまとめてみるとなんだか分からなくも無い。ネーミングした人はたぶんこう考えたのかな、と勝手に共感してみた。この共感により、名前に惑わされず、それぞれの違いを説明できるぐらいにはなれたと思う。

共感するって大事だ。

プログラム解析をしてるときも同じようなことを思うことがある。
何でこんな名前(変数名や関数名など)にしてるんだ
何でこんな処理になってるんだ
など、パッと見で判断して
これは危険なんじゃないのか？
本当に大丈夫なのか？
など、疑いの目で見てしまうと何も覚えられない。
でも、少しでも
共感しよう
と思うと、そのソースコードの作られた
背景や経緯、状況、思想など
調べたり確認するようになり、理解につなげられると思っている。この考えもまた１つの考え方なので1人でも多くの人が共感してくれたら嬉しいです。

と、話を戻して『トゲトゲ』をいろいろ調べてると
半年以上前に深夜番組でも取り上げられてたと知る。
（旬じゃなくてすみません！)
おそらく子供たちは深夜番組を視聴した親たちから得た情報での会話だったんだろうなと思う。
そう考えるとちゃんとためになる話を子供たちに伝えていかないといけないなって、思った。
これから気をつけていこう
と、思いつつ、この子供たちの話題がなかったらこのブログは書かなかっただろう。複雑だ。。
ためになったね
と、無理矢理、子供と共感してしまおう。
（善）

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