当社ジェイエスピーでは、ここで公開させていただいているブログの他に「Smile Enginieering Blog」という技術者向けブログも公開しております。
こちらは、当社の特に深いIT技術に携わる社員が独自の見解で技術を紹介したり語ったりしています。
皆さんそれぞれ得意分野があり、個性的な記事を毎月2・3件のペースで執筆しています。
そして、私も一応その執筆者のメンバーのひとりです。ひとりなのですが、ちょうど2年前に10年以上生業としていたSEから当社の「monipet」などの製品営業にジョブチェンジしたこともあり、技術技術していた日々からは遠ざかったこともあってか、技術ブログを担当するときに記事の内容に悩むことが多いです。
そのような中ですが、私の今の興味はクロスプラットフォーム開発の方法です。
「様々な環境でのITシステム開発基盤」みたいな訳し方ですが、この業界では、1つのコードで、パソコンのデスクトップやサーバで動くソフトを作れるし、WEBサイトのプログラムも作れるし、AndoridやiPhoneで動くモバイルアプリも作れる基盤のことを概ね指し示します。
「1つのコードで」という点がポイントで、従来はそのような環境ごとにプログラミング言語やデバッグ・ビルド環境が異なり、それぞれ別に学ぶ必要がある上、プログラミングも環境ごとに行わなければならず、人手もその分かかっていました。
ですが、クロスプラットフォーム開発環境がベンダーより提供されてきており、その多くが無償で利用できるようになっています。
3年ほど前はまだ実験段階的な色が濃く、小規模プロジェクトに適用されることが多かったように思いますが、近年は品質が大きく改善されてきており、複数人数で開発するような大きいアプリでも利用する話を聞くようになってきました。
インターネットで検索すると、クロスプラットフォーム開発の先駆け的なFacebookが主導する「React・React Native」、当時マイナーな言語であったDartをベースとしたが最近バージョンアップしてさらに注目を浴びるようになったGoogle製の「Flutter」、Visual Studioや.NET開発者がクロスプラットフォーム開発をしやすいであろうMicrosoft製の「Xamarin」、ゲーム開発環境で定番の「Unity」、同じくC#で開発する「Uno Platform」などが有名どころではないでしょうか。
さて、それらの記事は日本のサイトでも多く紹介されています。
私はこれらにないクロスプラットフォーム開発環境を、「Smile Enginieering Blog」で掲載するために調査しました。
「Vite+Capacitor」によるWEBとモバイルアプリのクロスプラットフォーム開発です。
「Vite」とは、JavaScriptやTypeScriptを基礎としたWEB系の開発フレームワークである「Vue」をベースに、開発時の修正結果を従来よりも高速に確認できるようにした仕組みのことです。「Vue」の開発者が公開しました。
また「Capacitor」とは、WEBで開発したものを簡単にAndoridアプリやiOSアプリに変換できる仕組みのことです。
なぜこの組み合わせを紹介したいかというと、まず「Vue」で開発されたWEBアプリは比較的体感のよい応答性能になるといわれており、学習も容易で、さらに「Vite」の利用で開発者はデバッグもしやすいということ。
「Vue」自体昨年バージョンが2から3に上がり、より大規模プロジェクトに適用しやすくなったということで開発も活発です。
短時間でWEB開発でき、モバイルアプリ化できるのであれば、性能も開発効率も両方いいのではないか、ということを期待しています。
一応、「Vite」で初期プロジェクト生成時に標準でついてくるサンプルアプリを、WEBとAndroidでどのようにデバッグするか、また本番用プログラムを生成して動作確認ができたので、その手順を近日「Smile Enginieering Blog」で公開する予定です。
サンプルで済まさず、できれば有名どころのフレームワークといいますか、エコシステムもきちんとモバイルアプリで利用できるのかも、今後検証しようと思います。
「Vite」でのWEB開発をベースにモバイルアプリも、というプロジェクトにはいい選択肢ではないかと思います。
ただ、モバイルアプリ開発をベースにWEBも、というプロジェクトには、「Flutter」など他のクロスプラットフォーム環境のほうがいいかもしれません。モバイル機能・画面としてのデバッグがややしづらいかと思うからです。
詳しくは、そちらのブログで紹介できればと思います。
ということで、営業しながら技術も忘れないよう、日々鍛錬に励みます。(鍛錬というか好きでやってますね)
(酒)
WhitePlug
手のひらサイズのLinuxサーバ
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
moni-stock
一括スキャンで入出庫・棚卸作業にかかる時間を短縮
お客様も現場も笑顔にする在庫管理システム
Smart mat
重さセンサIoTで在庫管理に革新を。
自動発注&メールアラートで欠品・発注ミスを防ぎます
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
こちらは、当社の特に深いIT技術に携わる社員が独自の見解で技術を紹介したり語ったりしています。
皆さんそれぞれ得意分野があり、個性的な記事を毎月2・3件のペースで執筆しています。
そして、私も一応その執筆者のメンバーのひとりです。ひとりなのですが、ちょうど2年前に10年以上生業としていたSEから当社の「monipet」などの製品営業にジョブチェンジしたこともあり、技術技術していた日々からは遠ざかったこともあってか、技術ブログを担当するときに記事の内容に悩むことが多いです。
そのような中ですが、私の今の興味はクロスプラットフォーム開発の方法です。
「様々な環境でのITシステム開発基盤」みたいな訳し方ですが、この業界では、1つのコードで、パソコンのデスクトップやサーバで動くソフトを作れるし、WEBサイトのプログラムも作れるし、AndoridやiPhoneで動くモバイルアプリも作れる基盤のことを概ね指し示します。
「1つのコードで」という点がポイントで、従来はそのような環境ごとにプログラミング言語やデバッグ・ビルド環境が異なり、それぞれ別に学ぶ必要がある上、プログラミングも環境ごとに行わなければならず、人手もその分かかっていました。
ですが、クロスプラットフォーム開発環境がベンダーより提供されてきており、その多くが無償で利用できるようになっています。
3年ほど前はまだ実験段階的な色が濃く、小規模プロジェクトに適用されることが多かったように思いますが、近年は品質が大きく改善されてきており、複数人数で開発するような大きいアプリでも利用する話を聞くようになってきました。
インターネットで検索すると、クロスプラットフォーム開発の先駆け的なFacebookが主導する「React・React Native」、当時マイナーな言語であったDartをベースとしたが最近バージョンアップしてさらに注目を浴びるようになったGoogle製の「Flutter」、Visual Studioや.NET開発者がクロスプラットフォーム開発をしやすいであろうMicrosoft製の「Xamarin」、ゲーム開発環境で定番の「Unity」、同じくC#で開発する「Uno Platform」などが有名どころではないでしょうか。
さて、それらの記事は日本のサイトでも多く紹介されています。
私はこれらにないクロスプラットフォーム開発環境を、「Smile Enginieering Blog」で掲載するために調査しました。
「Vite+Capacitor」によるWEBとモバイルアプリのクロスプラットフォーム開発です。
「Vite」とは、JavaScriptやTypeScriptを基礎としたWEB系の開発フレームワークである「Vue」をベースに、開発時の修正結果を従来よりも高速に確認できるようにした仕組みのことです。「Vue」の開発者が公開しました。
また「Capacitor」とは、WEBで開発したものを簡単にAndoridアプリやiOSアプリに変換できる仕組みのことです。
なぜこの組み合わせを紹介したいかというと、まず「Vue」で開発されたWEBアプリは比較的体感のよい応答性能になるといわれており、学習も容易で、さらに「Vite」の利用で開発者はデバッグもしやすいということ。
「Vue」自体昨年バージョンが2から3に上がり、より大規模プロジェクトに適用しやすくなったということで開発も活発です。
短時間でWEB開発でき、モバイルアプリ化できるのであれば、性能も開発効率も両方いいのではないか、ということを期待しています。
一応、「Vite」で初期プロジェクト生成時に標準でついてくるサンプルアプリを、WEBとAndroidでどのようにデバッグするか、また本番用プログラムを生成して動作確認ができたので、その手順を近日「Smile Enginieering Blog」で公開する予定です。
サンプルで済まさず、できれば有名どころのフレームワークといいますか、エコシステムもきちんとモバイルアプリで利用できるのかも、今後検証しようと思います。
「Vite」でのWEB開発をベースにモバイルアプリも、というプロジェクトにはいい選択肢ではないかと思います。
ただ、モバイルアプリ開発をベースにWEBも、というプロジェクトには、「Flutter」など他のクロスプラットフォーム環境のほうがいいかもしれません。モバイル機能・画面としてのデバッグがややしづらいかと思うからです。
詳しくは、そちらのブログで紹介できればと思います。
ということで、営業しながら技術も忘れないよう、日々鍛錬に励みます。(鍛錬というか好きでやってますね)
(酒)
WhitePlug
手のひらサイズのLinuxサーバ
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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