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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

鍋料理

2011-11-29 14:42:58 | 日記
 11月は今日も含めて後2日で終了し、いよいよ2011年最後の月をまもなく迎える。だんだんと寒くなってきたが、例年に比べると随分暖かいようだ。今年はまだ半数程度の人がコートを着ていない。おそらくギリギリまで頑張って12月なったら着ようという人が大多数なのだろう。私自身は、見栄を張る気力も無いため早々とコートを着はじめた。

 体が冷える冬には、やはり体の温まる食事を取ることが多くなる。冬の食事と言えばいろいろな物が思い浮かぶ。焼き芋、おでん、ラーメン等々。ただこれらの食べ物は最近では年中食べられることが多くなったため、冬特有の食べ物という印象は薄れてきているように思う。前置きが長くなってしまったが、冬の食事の王様と言えばやはり鍋料理だろう。

 鍋料理はそれ自体は非常にシンプルである。水もしくは出汁、スープ等の入った鍋に様々な具材を放り込み暖めれば出来上がる。中には非常に手間の掛かる物もあるが、大多数の物はそれほど調理の手間も掛からない。しかしそのスープや具材の組み合わせで、非常に多くの鍋料理が存在している。

 有名なところを上げただけでも、水炊き、寄せ鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ちゃんこ鍋、もつ鍋、キムチ鍋、等々。地方それぞれの特産物を用いた鍋も多く、石狩鍋、しょっつる鍋、三平汁、ふぐちり、牡蠣の土手鍋など数え切れきれないほどの鍋が存在する。亜流のものまで含めると、おそらく毎晩鍋を食べたとしても一冬では全種類を制覇することは出来ないのではないだろうか。

 鍋がこれほど愛されている理由は何だろうか。冬場に体を温めることが出来る。調理が簡単なため大勢の食事を簡単に用意できる。他の料理に比べて野菜を楽に多く取ることが出来る。みんなで一つの鍋から食べるため、仲間の絆を深めることが出来る。いろいろな理由が思いつくが、鍋料理は「美味しい」だけでなく「楽しい」というイメージがあるのは私だけでは無いと思う。

 鍋はみんなで一緒に調理することも楽しみの一つであるが、作り方に非常にこだわる人も存在する。鍋となると仕切りたがる人のことを「鍋奉行」とよく呼ぶが、最近はそこから色々な言葉が派生しているようだ。「鍋奉行」よりさらにこだわり度が強くなった「鍋将軍」。灰汁をひたすらすくい取る「アク代官」。食べる以外は一切手を出さない「待ち奉行」「待ち娘」。あるあると言いたくなるほど光景が目に浮かぶ。

 以前は鍋と言えば大勢で楽しむものだったが、近年では一人でも鍋が楽しめるように一人用の土鍋が販売され結構売れているらしい。けれどやっぱり鍋は大勢で食べるほうが美味しい。みんなでワイワイガヤガヤ話をしながらお酒を片手に鍋を突けば、これからも頑張ろうというエネルギーが溜まっていく。たくさんの鍋を食べて、この冬を乗り切って行きたい。

(菊)


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