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大須ういろ・ないろ

 先日、バスのラジオから聞こえてきた懐かしい歌。




 名古屋地区の人なら誰でも知っている名曲。これは、名古屋地区の人なら誰でも食べたことがある「大須ういろ」のCM曲だが、聞いていてふと疑問に思ったことがあった。それを今朝思い出して妻に訊いてみた。
「大須ういろの歌うたえるよな」
「当たり前でしょ」
「でも、『ないろ』ってどんなのか知ってる?」
「えっ?『ないろ』・・。そう言われると分からないなあ・・。ネットで調べたら」
 そこで、HPに行ってみた。

 『ういろは、今から六百余年前、今の中国から日本へ伝来した米粉と砂糖だけで作られたお菓子で、伝えた人が礼部員外郎職という官職にあったことから、その名が付けられました。
 ないろは、名古屋へ伝わって約三百年のういろに、軽い羊羹の味(こしあん)を加味した当社の専売品でございます。
 また当社のういろは「外良」、ないろは「内良」と書くことから、縁起ものといたしましても大変喜ばれております。
 素材を吟味して使用し、甘味も控えめに仕上げました。ういろ本来の、淡白で上品なあっさりとした懐かしさの中に新しさのある味をお楽しみ下さい』

 う~~ん、分かるようで分からない。こうなったら実際に食べてみるに越したことはないと、ヨーカ堂に行って買ってきた。

 


 あんこ色のものが「ないろ」。早速食べてみたら、あずき味のういろだった。老舗のういろ屋として「大須ういろ」と並び立つ「青柳ういろう」のCMでは、
「白、黒、抹茶、あずき、コーヒー、ゆず、さくら、青柳ういろう」
と歌われているから、あずき味のういろを「ないろ」と呼ぶのは「大須ういろ」だけのようだ・・。

 久しぶりに「大須ういろ」を食べることができて嬉しかったが、今の私には「ういろ」と言えば「伊勢虎や」のういろが一番だ、と思う。
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