暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

今朝、夢を見て

2013-04-14 10:57:52 | 日記

今朝、遅めの時刻に目覚めて、いやな夢を見たと、気分の悪い思いをしました。

それは、現役だったころの夢です。

内容は、派遣会社の登録をするために、約束した時間になっても、自宅に私がいるのです。

そのままでは、すっぽかしになってしまいます。

それで、派遣会社に電話をしようか、と悩んでいるのです。

私は、約束をした時間には早め早めに行く性格です。

まして、就職に関するものに遅刻するなど言語道断です。

もちろん、無連絡ですっぽかしたことなどありません。


それで、私は思いました。

私は、もう仕事をするなどできないような人間になってしまったから、このような夢を
見てしまうのではないか、と思ったのです。


老眼が進み、書類を読み書きするのは、通常の遠近両用メガネでは、見にくいので、
メガネをはずして裸眼で読んだり、書いたりすることも多いです。

そしてうちでパソコンをするときは、近眼の度の弱いメガネに掛け替えて作業をしています。

ということは、事務職など、もうできないように感じます。

かといって、接客の仕事は大の苦手です。

電話応対も苦手です。

若ければ、努力して仕事を身につけよう、苦手の仕事も克服しよう、と思うのでしょうが、
今は、とても、苦手のことをしようという原動力がありません。


今でも、日曜に新聞に入る求人募集のチラシは、ちょっとは目を通します。

働けるなどと思うのは、思い上がりではないでしょうか。

応募すれば、年を取っているからと、大目に見てくれるなどということはないのです。

若い人と同じにできなければなりません。

資格があっても、お金をもらって働くとは、そういうことです。


もし働くということがあれば、それは考えるだけでも重荷です。

今の生活が退屈と思うこともなく、家事でさえ手抜きしています。


振り返れば、働けた年数は、人間短いのですね。

若い人が、志を持って、目指す職業のため学校で学び努力する姿は素晴らしいことです。

しかし、その仕事を続けられる人は、立派な人です。

私は一つの仕事を定年まで全うすることなどできませんでした。


そう思うと、仕事も満足に続けられず、50代半ばで引退した私は、何をなしえたのでしょうか。


子供のころから人間関係が苦手だった私が、生きてなしえたことはなんだったのでしょうか。


いま、このまま、老いていくだけで、家事とパソコンをしている私はどんな価値があるか、
夫を支えることくらいしか、私に与えられたものはありません。


健康を維持し、また食事作りに努力をすることが、私に課せられたものなのでしょう。


今朝見た夢が、そう言っているような気がします。



下のバナーのクリックお願いいたします。
  ↓
人気ブログランキングへ

こちらのバナーもクリックお願いいたします。
  ↓
にほんブログ村 主婦日記ブログ アラ還主婦へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする