冷蔵庫がいっぱいになって、冷蔵保存でなくてもよいものを外に出そうということになった。
100均で、あらかじめ乾麺の長さを測って来たので、それに合うパスタケースを買ってきた。
スパゲッティ、乾麺のうどん、そば、そうめん。
スパゲッティは、夫の腎臓病療養食の低たんぱく食品のイタリアの高級なものと、私のスーパーで買う安いものの2種類ある。
それぞれの密閉容器には海苔についてきた乾燥剤をひとつずつ入れた。
冷暗所といっても、冷蔵庫を抜かすと、ほかに涼しい場所など居室しかないので、やむを得ず、食器棚の上段を片づけて、置き場にした。
先日買った踏み台を使わないと取れない。
有効活用している。
5種類の乾麺が、冷蔵庫から出たので、およそ5Lの体積が冷蔵庫から空いた。
夫が冷蔵庫の片づけを始めたら、賞味期限が過ぎていても食べているものを、一気に捨てさせられた。
高いものでもないし、この際、捨ててもいいな、とディスポーザーに入れた。
煮干しは片付けている最中に、ふと気づいて、バルコニーのプランター、植木鉢に肥料にやった。
二人暮らしでも、賞味期限が来てしまうものが多いのだから、これが、一人暮らしだったら、よほど包装の小さいサイズの食品を買うようにしていかないと、なんでも、賞味期限がきてしまいそうだ。
同じ食品を続けて無くなるまで食べるというのは、どうも私の性分には合わないんだけどなぁ。
夫は一日に何時間も献立を考えて、食品成分表と食材を照らし合わせながら、電卓をたたいて、日々の食事の計算をしている。
私の手があくと、夫がそれを読み上げて、私がExcelに入力して仕上げる。
エネルギー、たんぱく質、塩分、カリウムの4つが、指定範囲内に入っているかどうか、計算を見ながら、食材を変えたり、おかずを追加したりしているのだ。
計算したもの以外は、いっさい口にしない。
ほかに、夫が時間を費やしているものは、テレビの視聴だ。
ブルーレイのレコーダーを2台持っていて、1台について同時に裏表の2番組を録画でき、録画中でも、すでに録画してある番組を見ることもできる。
ベッドに仰向けになって、足元にあるテレビの画面を見る態勢なので、だんだん眠くなってしまい、録画の画面が進行していながら、眠りに落ちていることがほとんどだ。
だから、ひとつのドラマを観るのに、何度も戻して、見直すことになり、見終わるのに時間がかかる。
きのうから、部屋の片づけをして、今日も頑張ったようで、部屋が片付いてきたが、まだまだだそうだ。
それで、また明日以降、片づけるらしいが、夫は服をよく捨てる。
もう服には執着がないようなのだ。
働いていた頃は、通販で素敵なジャケットを買って、会社に行っていたこともあったが、いまは勤め先があるわけでもなく、腕にブツブツがあるのが人に見られたくなくて、半袖はほとんどすべて捨てた。
半ズボンも捨てた。
もともと、結婚した時の新居には、夫は紙袋ふたつで引っ越してきたのだ。
物はいらない人なんだと思う。
夫の部屋に収納家具を買った
私は夫の部屋の物は触らないようにしていた。
でも、物がどんどん増え、片づけられない男になってきた。
先日、私の部屋のクローゼットを収納の布製バスケット3個で、見映えよくなったことを受けて、夫の部屋も、収納家具がなければ、片づけようがないのを知った。
ローチェストがあるが、その上は雑多に荷物置き場になっていたので、空間の有効活用はそこしかない。
きょうは、朝から、この家具の組み立てと、夫の部屋のかたづけで、大変だった。
まず、家具の組み立ては、あと10年したら、体力的に無理だろうと思った。
(夫はこういうのは、苦手なので、私が組み立てた)
A4が立てて入るし、表のフラップになった扉にはマガジンを立てかけられて、置いたまま、ふたを開いて、上に押し入れることができるようになっている。
本類を入れないならば、庫内は、適切な容器で仕切って、納めていけばよいと思った。
ホワイトの色を選んだのは、チェストの上に置くので、高さがあるから、ウォールナットの色だと、圧迫感があるだろうと思ったから。
壁紙は白だ。
この部屋で夫はベッドに横になっていることが多いのだ。
置いてみて、よさそうだった。
夫の部屋のクローゼットを片づけ始めたら、いきなりゴキブリが走り出してきた
ほうきで叩いて、殺虫剤のスプレーを吹き付け、最後はダメ押しの台所用洗剤を上から掛けた。
ゴキブリは1匹いたら、巣に100匹いるとかいうので、クローゼットを見たら、フンが点々とあったし、黒いさなぎもあった。
何年もごちゃごちゃと荷物が入ったまま、触らずにおいたところは、そりゃ、ゴキブリも好んで住み着くだろう。
このマンションに来て、まだ一度もゴキブリを室内でみたことがなかったので、叫んでしまった。
部屋の片づけは、夕方、二人とも疲れたので、寝床を確保して、また続きは明日することにした。
お疲れ様でした
今日は、小田原近くにある食事療法サポートセンターの栄養相談に二人で行ってきた。
夫の慢性腎臓病の食事療法を二人で行なっていると、困ったことや疑問点が生じてくる。
病院の栄養指導室で、教わってくることもときどきあるが、また別の管理栄養士の方のお話も聞いてみたいと思うことがある。
今日は、夫がいくつか質問した後、私も夫も困っている肉の成分計算のことでお聞きした。
豚、牛の「切り落とし」という肉は価格が安いので、大量に買って小分けして冷凍し、必要に応じて解凍して調理してきた。
「切り落とし」については、病院の栄養指導室でも、肉は食品成分表の何に当たるか、とお聞きしたこともあり、「切り落とし」を使うことについて、今まで問題として取り上げることはなかった。
管理栄養士の方は、所属の病院で給食を指導している立場の方なので、実体験に基づいて、どなたも話してくださる。
きょうの、管理栄養士の先生は、この「切り落とし」について、肉屋さんが、余った肉をまとめて集めて販売しているものなので、もも、肩、バラ、どの部位の肉が入っているのかわからないし、肉を見ても区別はできない、なので、「切り落とし」は買わないように、というご指導であった。
病院の給食でも「切り落とし」は使用しないのだそうだ。
たしかに、いつも食品成分表で、どれに該当するのか困っていたのだが、今回のように質問をして、「切り落とし」を否定されたことがなかった。
細かく計算しているひとが、この肉に関してあいまいになってしまう「切り落とし」を使って、計算があいまいになってしまっていいんですか、とご指摘があり、そのとおり、ごもっとも、と思った。
目からウロコだ。
これからは、部位の指定のない「切り落とし」は買わないことにした。
細かく食事療法で計算をするようになって、1年以上になるが、ここをもっと早く知りたかった。
濃い色の服の洗濯は、洗濯機に入れてしまうと、淡色の衣類に染料が移って染まってしまうので、きれいな服が台無しになることを避けるとなると、別に手洗いするのが手っ取り早い。
濃紺のものばかりを、まとめて洗濯機で洗うという手もあるが、それまで同色系がそろえばいいが、単品しかないことが多い。
毛糸のものや、デリケートな衣類は、たらいで洗っている。
さて、また同じ日に、別の濃色系の衣類を洗いたいときに、1台のたらいでは、足りないことがよく起きるようになった。
服の買い物をよくするようになったからかもしれない。
そこで、たらいを買いに近所の100均と、スーパーに行ってみたが、これというものが見当たらない。
そうか、ネットで買えば、電車に乗って探しに回らなくてもいいんだった。
というわけで、ネットで、サイズが洗面台に合うか、とか、形状は、などと探してみた。
結局、1台持っているたらいと同じ形状の、同様なサイズのものがいいなと思った。
洗面台に置けないと、風呂場で洗わなければならなくなる。
買ったのは、これです。
色は、白です。
手洗いと言えば、結局のところ、たらいですね。