わが寺ではコロナ発覚が世に知れてから半年後には、通常業務(法要、その他)を再開。勿論、自主的参拝。お経は内陣の僧侶のみ。外陣の参拝者は無言、心の中で。お接待(食事)はお土産。有難い事に檀徒、信徒、知人、その家族、総計3千人以上、1人も感染の報告は耳に。皆、軽視せず、感染防止を守って行動を。
【追伸】
檀家婆様の家に今年最初の仏壇参りに伺うと「元日法要も皆、参拝してたな。お寺に行くと、不思議とわしの周りに皆が集まってくる。なんでかな」と。「婆様はマスク越しでも、声が大きいし、よく笑うからな。皆、歳を取って耳も目も遠くなってきてるから、話す声が大きい、話す内容が楽しい人の所に自然と集まってくるわな。若い人達も『90歳超えてもこの婆様、まだ、元気ばい』と元気も貰えるし、教訓も貰えるしね」「まだ、死ねんな、わし、住職」「100歳は超えないや。あと9年やで」と。この婆様、仕立て直し屋(服、背広)を、ご主人が他界した後も10年、未だ1人で請負、手直しを。手先も目も、まだまだ、大丈夫。今年は拙僧、まだ還暦の歳にて。元気者のご老人達を見習って、気張らんとあかん。
投稿写真は、コロナ前の法要風景。若手が参拝者に紙芝居を。