1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

大変申し訳ないが、女性陣側から決断を。結局晩年はそうなるでしょ。

2016-12-29 08:39:10 | 法話
‪見合い結婚に挑戦した40代が「本来は男性が引っ張る側。が長い間女性との。一歩踏み出す勇気が。今回駄目ならもう諦める」と。「私達夫婦は当初と違い30年経った今では女房殿におんぶに抱っこ。完全に尻の下。が居心地最適。『俺を引っ張ってくれ』と正直に先方に。女性は結構男気があるばい」と。‬

この国は今、工夫して活かす必要のない国に。(写真はお疲れの女房殿、疲れさせているは私。来年結婚29年目)

2016-12-28 16:55:56 | 法話
‪檀家80歳以上の方々の昔話は興味深い。特に見合い結婚時の経緯は圧巻。何人かは政略結婚でもないのに式当日が初対面だった、とか。その男性に悪いから、と初見合いの相手と結婚した、とか。が、偶々かもしれんが全員離婚せず円満。当に「縁に出会うて縁に気付かず、縁に気付いて縁を活かせず」の逆。‬

人間に余りの人生なんてない。用事があるから今ここに命が。(写真は、門松は冥土の旅の一里塚)

2016-12-28 06:53:37 | 法話
‪他人の子の成長は早いと言うが、他人から見ればわが子も同じ。四六時中一緒だから気付かん。灯台下暗し、だね。生前演出家の蜷川幸雄さんが他界直前まで「まだ何か見落としている物があるんじゃないか。自分が落としてきたんだからそれは必ずわが足下にある」と意欲的に活動を。生き抜く姿の手本だね。‬

人間は死ぬまでは生きとかにゃならん。その為には何かしらの夢を。

2016-12-27 20:27:07 | 法話
‪中学生達に「人の苦の原因は全て欲から。夢が叶わなかった時全てが苦痛に。欲が深ければ尚さら。が人の生きる原動力が欲である事は間違いない。特に晩年、孫の存在の有無は大きい。その成長に夢や希望が持てるからね。孫を持つ為には、その前に何かせにゃならんよね」と。後日感想文で「結婚観が」と。‬

産んでもらって、育ててもらっては、何千年も昔から何ら変わらず。

2016-12-27 06:59:22 | 法話
‪いつの時代でも「あなたの考えはもう古い」と若者達が老人に。そうやろか。朝起きて、うんこして、ご飯食べたら昼間働き、夕方帰って酒食らって寝る。何千年も昔から人の営みは何ら変わってない様に思えるけど。変わってきたは使う道具だけ。人は生後無知から出発し、未経験の連続。温故知新は大事かと。‬