読者僧侶が「長い間、先祖を悪霊、祟りの対象にして布教を。が、住職が『亡き人を愚弄するのもいい加減にせい。失礼にも程がある』と。何の根拠もなく、失礼にも私は。が、信者の中には『今更、悪霊などおらんと言われても』と離れていった人も。だけど、残られた人達は『何か、スッキリした』と喜んでくれて」と。
【追伸】
住職という仕事をしておりますと、潜在意識の中に面白い夢を見る事がございましてね。先日も、夢と知って見ている夢の中で「おい、こら、住職、起きろや」と。目を開けると、天井から頭に三角巾を付けた爺様が顔だけ出して「わしの息子が、人生が上手くいかんを、わしのせいにして、どこぞの拝み屋と2人で、事もあろうに親であるわしに、悪霊退散の護摩祈祷を毎日。が、当のわしが悪霊じゃないから、そんな祈祷、わしに何の影響もないし、息子の人生が改善される訳でもない。何か、見ていて悲しくなるわい」「で、拙僧にどうしろと」「どうもせんでいい。が、親を悪霊扱いするアホが、世の中満載じゃ。ツイッター法話で度々、注意してくれればよか」と。で、夢から覚めるって、パターン。「ツイッター法話で」と、幽霊さんが言うところが、夢らしいでしょ。ところが後日、これに似た話が、お寺に舞い込んで来ます。ただの偶然ですよ。これも1つの縁なんでしょうね。
投稿写真は、わが寺の護摩法要。但し、悪霊退散祈願などはしませんが。
