【2261話目】人生の教訓に「人の一生は、重荷を負うて、遠き道を行くが如し。急ぐべからず。不自由を常と思えば、不足なし。己を責めて、人を責めるな。及ばざるは、過ぎたるより勝れり」と。これは家康公教訓。
勢いに乗り過ぎ、足止めを食らった猛烈社員に「世界の名峰を制覇してきた登山家、野口健さんが、エベレスト2度目の挑戦で、あと400mで山頂制覇の時、所持品、時間、酸素ボンベと、どう計算しても無理と、撤退を決意。が、日本に帰ると大バッシング。が、あのまま登れば、必ず命が、と。撤退するも勇気が」と。
【追伸】
この猛烈社員男性に「野口健さんがエベレスト2度目の挑戦の時、一緒に登った人は『俺は登る』と残り400mを強行したと。野口さんは、資金(1000万円)を出してくれた方々に申し訳ないと思う心との葛藤の末、撤退を決意したと。頂上付近は生と死が入り乱れている領域、と。それを知らない人達がバッシングを。何事も、それその物の本質、知識、知恵、経験の乏しい人に限って、的外れの文句を言う。この時に一緒に登り、残り400mで別れ、頂上に挑戦したその男性は、他のベースキャンプに助けられ、命だけは助かったが、凍傷で指を切断したと。野口健さんは『あの時の撤退は正しかった』と、後におっしゃってた。そして、25歳の時、3度目の挑戦でエベレストを制覇。失敗は、失敗しない為の教訓に」と。