「 父をかえせ 母をかえせ 年よりをかえせ 子どもをかえせ
わたしをかえせ わたしにかかわるにんげんをかえせ・・・・」
広島原爆の日が近づくと詩人 峠 三吉さんのこの詩が浮かびます。
今日の日刊にも原爆症訴訟の患者が全て認定されたことが大きく出ていまし
た。 これらの患者の中には被爆地から2キロを少し越えていたとか、投下された
次の日に被災地 に来たために今まで認定されずにいた人たちで、やっと認定され
たことは当事者はもとよりで支援に携わった人々のよろこびも大きいでしょう。
今もなお原爆症やガンの発症でなくなられる方が多く60年経ったとて、戦争の
傷は癒えていません。
広島の原爆会館も何度か訪れましたが、「安らかにお眠りください 過ちは二
度とくり返しませぬ」 の碑の前で手を合わせました。 会館内の展示物は今でも
忘れられません。日本人として広島と長崎は絶対に忘れてはならないこととして、
伝えていかねばならないのです。
今、北朝鮮のミサイル 「テポドン」といい、イスラエルのレバノンへの空爆など
「平和」を侵す問題が生じています。アジアだけでもイラクや北朝鮮、中国、韓国
など不穏な空気もします。アメリカが入ればなおのことでしょう。
明日午前8時15分 家にて黙祷します。 合掌
「許すまじ原爆を」・・・・・世界の国に訴え続けることです。
ふるさとの街焼かれ 身よりの骨埋めし焼け土を
今はすでに人もなく ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を 我らの街に
よく歌いました。