夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

のろのろ台風10号未だ九州に  台風で思い出すこと

2006-08-18 21:08:59 | Weblog

   後から発生した11号が何処かへ消えてしまったのに、10号はお盆前から動き
   が遅く九州鹿児島や宮崎では大雨による被害が報じられています。10号の影響
    は、秋雨前線を刺激し、北海道や山形まで大雨で河川の氾濫が起きています。
                  

   毎年のように台風の進路となる九州や四国はシーズンになると大災害ともなり
   ます。少しそれると三重県も巻き込まれます。特に紀州や伊勢志摩地方も通り
    道となったりもします。

               ー 伊勢湾台風の思い出ー
   昭和34年9月24日の伊勢湾台風は歴史に残る台風ででした。三重、愛知はこ
  の台風により多くの人命を失い、家屋の全壊や1ヶ月もの間水に浸かった家もたく
  さんありました。
   わたしが勤めていた学校の校舎は全壊となりました。全壊は何校もありました。
  第一次団塊の世代が小学生の頃ですから児童数は多く、近くの公共の建物
  借りたり、講堂をベニヤで仕切ったり、二部授業(午前、午後に分ける)もしました。
  最終的には5年生のみ中学校を借りました。3学級(わたしも持ってました)

  台風前日には大きな台風とのことで、校舎内は職員で補強もしましたが・・・・・
 翌日からは、子どもたちも親たち地域の人も総動員で残骸の整理に当たりまし
 た。今なら業者でしょうが・・・・・
   地区の川(伊勢湾からの入り江)へ愛知からの子どもが流されてきていたこと
 は未だに忘れられません。

  あれから47年、「天災は忘れた頃にやってくる」最近は報道が早いから、避難
 その他で対処も出来、被害も少なくはなっていますが、大きな台風はごめんこうむ
 りたいです。
               クリックしてね