「伊勢は赤福で持つ」と言われるほど、老舗和菓子「赤福」は300年の営業
を誇り、その名は全国各地にまで広がり、売り上げも伊勢屈指と言われてい
ます。
その「赤福」が30年余り製造日改ざんして販売していたことが全国ニュース
として流され、「赤福ともあろうものが・・・」と驚きました。
本舗「赤福」は伊勢神宮「内宮」近くにあり、周辺は町並み保存で「おかげ
横丁」(おはらい町)として今や参拝客や地元民の結構なお買い物場所として、
連日賑わって います。
また今年になってからも五十鈴川のほとりの「赤福」支店を大きく広げ、広い
駐車場のそばで、観光客の立ち寄り場となっています。
夏は「赤福氷」が美味しく、わたしもひと夏に何度か口にします。(金時氷の中
に餅が入っている)
毎月1日には「朔日餅(一日餅)」を作り、月々の特徴を出したお菓子の販売
でその日は早朝からたくさんの人が買い求めて並びます。わたしも何年もの間
友だちを通して買ってもらいました。
今年に入り、北海道の有名なチョコレート、「白い恋人」も改ざんで信用を落
としま したが、今回の「赤福」の失態は、これら今まで維持してきていた名誉
や品格を落とし「暖簾」に傷がつきます。300年の歴史への汚点です。
今後赤福は名誉挽回に向けていかにしていくかです。