夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

国会喚問 元防衛庁事務次官 守屋氏 に見る「政治と金」

2007-10-29 20:36:17 | Weblog

  「政治と金」今回は「省庁と金」にからんで、かねてから疑惑視されていた
 守屋氏を証人とする国会喚問が今日行なわれました。当初テレビ報道を拒ん
 でいたようでしたが、野党は承知しないですから、午後テレビにて中継でした。
        

  防衛専門商社「山田洋行」「日本ミライズ」との接待、贈賄など多々行なわ
  れていたわけですが、肝心なところへくると、「以前のことで覚えていない。」
  「忘れました。」などと答弁が曖昧でした。事実ゴルフ道具を夫妻分2回にわた
  って贈られたり、200回ものゴルフ(5年間)の接待を受けていたわけです。

  業者は見返りなしに接待や贈賄をしないでしょうし、いろいろな物の調達業務
  をめぐって何らかの関わりが問われるわけです。

  「政治と金」をめぐっては、古くは田中角栄元総理と小佐野賢治のロッキード
  事件、昨日亡くなった三重(伊勢市)の藤波孝生元官房長官のリクルート問題
  など、記憶にあります。政治家の場合そのためによく犠牲者が出ました。口封じ
  でしょうね。
                 
   また地方においても県、市、町など業者との癒着が問題視されました。特に
  土木、建設などに多く見られたようで、わたしの町、隣りの市でも市長や助役、
  課長が辞めたりしていました。受注をめぐっての談合や癒着など隠ぺいしてい
  たのでしょう。

  身を正さなければならない公人が裏で不正をでは許されません。国民の
 税金が使われるわけですから、追求されて当然です。