先日12日にボクシングフライ級タイトルマッチが行なわれました。ボクシン
グはあまり見ないほうですが、18歳の亀田大毅選手と33歳の内藤大助選手
のマッチで、前評判もあり、TV観戦しました。
結果はベテランでタイトル保持者の内藤選手の防衛でしたが、かねてから
亀田選手の言動は卑劣で、品格を欠き、マスコミがこんな選手を英雄視して
ちやほやしているのも感覚的に合いませんでした。いかにパフォーマンスとは
言えど派手な服装、礼儀しらずの態度に顔を背けたくなります。
今回の試合でも劣勢となると反則、反則でこれがボクシングかとフェア性がなく
見たくないと思ったほどでした。
相手を「ゴキブリ」となじってみたり、「切腹」などと物騒な言葉、まして現チャン
ピオンを呼び捨てに呼ぶなど、また父親、兄弟までもが試合中の相手への
罵声を浴びせるなど、許されるものではありません。
対して内藤選手は「いじめ」からの一大決心、ボクシングへと、さまざまな苦労
を乗り越えての今日であったわけで、当然の勝利でした。
同じ少年である18歳の早稲田の斉藤祐樹君や 17歳のゴルフの石川
遼君たちのスポーツマンのさわやかさが印象付けられます。