夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

薬害(フィブリノゲン)肝炎訴訟問題   ーC型肝炎ー

2007-12-14 19:42:25 | Weblog

   薬害により訴訟問題が毎日のようにテレビ・新聞にて報道されています。薬は
  毒にもなることの実証です。

     1985年頃から血液凝固剤として使用されていたフィブリノゲンみどり
 十字
製薬ーがC型肝炎を発生させていたことが明らかになったことでした。

  輸血の際の止まらない出血に投与されたのです。患者は何も知らないから、
 病院のなすままです。一応厚生省が認可しているわけですから、多くの医療機関
 で使用されその数28万人とされ、C型肝炎発症がすでに1万人と言うことで、亡く
 なられた方も多数あります。今まで救済の解決がされなかったことは、国と製薬
 会社の責任逃れが問われるわけです。

  わたしの従弟の妻も手術時の輸血によるC型肝炎が20数年経ってから発症
  し、長い間、インターフェロンなど投与しながらも、肝硬変となり、最終は生体
  肝移植で命をとりとめ、やっと4年目を向かえました。

  C型肝炎の恐ろしさは、肝硬変・肝臓がんになって初めて分かります。沈黙
  の臓器とされている肝臓ですから、薬害によって冒されてはならないことです。

     わたしもかつて1000CCの輸血をしましたが、未だに肝臓検査はしています。
  C型肝炎は潜伏期間が長く発症までに何年・何十年もかかるようです。

     訴訟問題も早くに納得のいく和解補償が出来ればです。