伊勢の名物「赤福」が偽装で一躍全国的にも有名(お餅も有名ですが)になり
その後、追従して他の生菓子製造会社の偽装も芋づる式に摘発されました。
「赤福」の場合、消費期限の偽装だけでなく、「まき直し」やあんと皮を解体し
て、兄弟会社のお菓子にとの欺工作もあり、無期限の営業停止となっていました。
地元伊勢市や周辺の町(わが市を含む)にとって赤福餅が食べられないことは
残念で集まると
「赤福美味しかったのに、食べられないと思うと、食べたくなるね。」
と話題になります。
どうやら、改善計画や新体制が打ち出され、来年2月頃には営業再開の
目途が立ったようで、地元民にとってはやれやれです。
今回の問題では、老舗赤福が摘発されたことにより全国の食品関係(食料、
料理)の偽装が暴かれ、一石を投じたことにもなったわけです。
今年の漢字一字にもなった「偽」の文字、どの業界も今後は引き締めて消費者
を欺くことのないように願いたいものです。
「赤福」の再開を待つひとりです。
TV 文楽 NHKハイビジョン「夢の文楽館」を観る
大阪の国立文楽劇場でも観た「仮名手本忠臣蔵」でしたが、あらためてTVでの
文楽鑑賞でした。見てきただけに思い出すシーンもありひとりひとりの動きや、
語りも字幕に出され、しっかりと見ることが出来ました。
人形1体を3人で扱いますが、足や手は黒子で頭(かしら)は人間国宝と
言われる人達で遣い手の素顔です。無表情の中に表情がにじみ出ています。
浄瑠璃の語りが三味と相成ってかもし出すひびきは何とも言えないです。
延々10時間余り、半分は観ました。