広島への原爆投下からすでに64年、歳月的には遠い昔となってし
まいましたが、日本にとっては単純に昔の出来事として思い起すと
いった類の物ではないのです。
子ども達にとっては祖父・祖母の時代です。わたしが子供の
頃 日清・日露戦争(明治37年)が昔の戦として語られていました。
当時10歳のわたしが40年余り前ですから、父母から聞かされたとし
ても実感はなかったでした。ただ学校の唱歌で当時の戦に関わる
歌は歌われました。(戦友・水師営の会見・広瀬中佐など)
ましてや64年も経った今、半世紀以上も昔の出来事ですから、子
どもたちには、父母(今の父母は戦争は知らないけれど・・・)祖父母
・そして国家ががしっかりと原爆の恐ろしさ・戦争のむなしさ・命の大
切さを教えていくしかないです。
広島。長崎での平和式典が今も続いています。だんだんと記憶が
薄れていくことは悲しいです。
原爆を許すまじ
http://bunbun.boo.jp/okera/kako/genbakuwo.htm【Dm】
作詞
作曲中央合唱団
浅田 石二
南部文化集団
木下 航二
1
ふるさとの街やかれ 身よりの骨うめし焼土(やけつち)に
今は白い花咲く ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を われらの街に
2
ふるさとの海荒れて 黒き雨喜びの日はなく
今は舟に人もなし ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を われらの海に
3
ふるさとの空重く 黒き雲今日も大地おおい
今は空に陽もささず ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を われらの空に
4
はらからのたえまなき 労働にきずきあぐ富と幸
今はすべてついえ去らん ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を 世界の上に