夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

 孤独死(孤立死)を考える

2012-03-15 20:39:02 | Weblog

  テレビのニュースや新聞紙上で、最近「孤独死」を目にします。先日もタレント
山口美江さんがなくなられていたのを、親族により発見されたとのことでした。
2~3年前にも女優の大原麗子さんが孤独死されていたことがありました。 

 今日Tさんとコーヒー店に行き、Tさんの友だちの話を聞きました。
    
  東京に住んでいる弟(独居)と連絡がつかないため気になり様子を見に出か
けたところ、2~3日前に亡くなっていた。マンション住まいで「となりは何を
する人ぞ。」の中にあっては、隣同士の付き合いもなく、賃貸でないため、管理
人さえいない。

  幸い鍵は田舎に住む姉妹に預けてあったため、室内に入ることは出来たが、
それからが大変だったと先ずは警察、区役所、火葬場でお骨にし、こちらへ持
ち帰って家族葬をした。まだあとの片付けやマンションをどうするかはこれから
の問題が残っていると言う話でした。

  今日も東京都の所帯が平均2人を切ったと報道でした。高齢者の多くが
1人となったり若い人が結婚より独身生活を楽しむことも一人住まいの多くな
ったこととして挙げられるようです。
 しかし隣付き合いのない都会ではこれか
らも孤独死の問題が多くなることでしょう。また、独居でなくても二人暮らしの
場合でさえ、共に亡くなっていることもあり、社会問題の一つとして問題です。

  田舎の場合は近所が変化に気付くこともあり、・・・戸が開かない、郵便物、
洗濯物、人の気配など・・・何日も知らないことは無いでしょう。
   しかし、田舎でも最近は子どもとの別居生活(遠近問わず)で老夫婦、独居
老人もあり、孤独死もありうることもありますら、民生委員の方々は独居老人
の家庭も見回っているようです。
   わたしなどもその類になるのですから、「孤独死」の問題は身につまされます。