今日のシネマ
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1980年 アメリカ映画
ラブ・ストーリーを見て泣いたのは久しぶり。
観終わってからも涙が止まらず、 ずーっとずーっと今も頭から離れません。
28年も前の映画ですが 私はこういう古典的な恋愛物・・・・好きです。
あ、いや・・古典的といいながら ファンタジーの要素も含まれているのですが。
今の若い人が観たら なにこれ・・・ って鼻で笑われるかもしれないけどね。
主演は クリストファー・リーヴ ・・・ そう、あのスーパーマンです。
新進気鋭の脚本家リチャード (クリストファー) は あるホテルに飾ってあった女性の写真を見て心を奪われる。
どうしても彼女が頭から離れないリチャードは 昔の記録を調べ、彼女が70年前のエリーズという名前の女優だったことを知る。
自己催眠という方法で時空を越え、彼女に会いに行くリチャードですが・・・
あ~ もう 今こうやってレビューを書いてても ウルウルしちゃうくらいです・・
ラフマニノフの音楽も最高。
実はこの作品、公開された当時は酷評で 予定よりも早く打ち切りになったらしい。
それがケーブル等で静かに静かにファンの心を動かし、DVD化されたのは ずっと後。
ディスカスでもレンタル開始は2003年になってます。
こういう隠れた名作が まだまだ埋もれているのねぇ・・・
日本のファンサイトまであるようですよ。
リチャードが愛したエリーズに扮しているのが ジェーン・シーモア 。
本当に美しい。
「美しい」 という言葉は 彼女のためにあるんじゃないか、って思うくらい。
女の私でさえ うっとりしちゃいました。
ただ・・・DVDに入ってる特典映像でインタビューされてる彼女は イメージが違い過ぎて私は言葉を失いましたが・・・。
それから クリストファーは1995年、落馬事故によって体のほとんどの自由を失い、人工呼吸器で生きることとなります。
2004年10月に亡くなるまで 医療に貢献し、同じ苦しみを持つ人たちに大いなる勇気を与えました。
特典映像で人工呼吸器をつけながらインタビューに答える彼は 私にはやっぱりとても痛々しく見えてしまいましたが
この作品に出会えて本当に良かった。
クリストファーのご冥福をお祈りします。