毎日がHappy気分♪

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そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

NO8 奇跡のシンフォニー

2009年01月31日 | 映画でハッピー♪

今日のシネマ

2007年 アメリカ

俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン

 

オープニングの数分間を観た段階で 

「この映画は私の心に残る名作リストに入るだろう」

と 確信しました。

何度も何度も涙が溢れました。

琴線に触れた・・・っていうのかな・・。

素直に 『出会えてよかった・・』 と思えた作品。

 

児童施設で育ったエヴァン (フレディ・ハイモア) は 耳に入る音が全て音楽になって聴こえるという特殊な能力を持っている。

彼は、自分のその能力は パパとママがくれたもので、いつか必ず二人に会えると信じて毎日を過ごしていた。

ある日、エヴァンは 何かに導かれるように施設を抜け出し、NYにたどり着く。

エヴァンのパパとママの出会いからの話も平行して描かれていくんだけど

ジャンルの違う音楽を通して 少しずつ離れ離れになっていた人たちが引き寄せ合っていく様子が

たまらなくドキドキしたし、なにより 『音』 の表現の仕方が素晴らしくて 観ながら身体が熱くなっていくのがわかった。

NYの雑踏の中で、普通なら騒音に聞こえる生活音が 彼によって一つ一つ脚光を浴びるシーンは鳥肌立ちまくり。

 

ストーリー自体は それほど珍しい話ではないと思うんだけど

よくぞこんな素敵な映画に作り上げてくれました、って感じです。

エヴァンを演じているフレディ君が 本当にいい!

彼はこういう薄幸の役がピタッとはまりますよね。

パパは ジョナサン・リース=マイヤーズ 、 ママは ケリー・ラッセル が演じています。

ほかにも ロビン・ウィリアムス 、 テレンス・ハワード なんていう有名どころも・・。

 

ちょっと書き加えさせてもらっていいですか。

我が家の二男は 聴覚過敏を持っています。

私たちは普通、いろんな音の中から 自分が今 必要としている音を自然に拾っているわけですが

彼の耳には いろんな音が一度に ワーッと大音響で押し寄せるみたいなんです。

それはけっこう辛いことらしく、登校するときにも 耳栓を制服のポケットにしのばせているし、

家のテレビも すぐに消してしまいます。

私が部屋で音楽を聞いていると そばへ近づいてきません。

とにかく、静かな環境を好む息子。

小さい頃に比べたら 随分慣れてきてるとは思けど 

彼にとっての ”音” の受け入れ方は 想像を絶するほどの苦痛を強いられてきたと思われ、

同じ、特異な聴覚を持ったエヴァンとは180度違う世界だな、って

余計に二男が不憫になってしいました・・・・

この映画はもちろん実話ではないから 比べること自体間違っているんだけど

実際にびっくりするくらいの絶対音感を持つ人もいるわけで

まんざらファンタジーな世界の話でもないだろう、と思ったりした私です。

そういう諸々の想いが重なって 尚更印象深い作品となりました。

絶対に観て損はないと思います。 お薦め。

 

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