今日のシネマ
2005年 台湾
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン◆
あなたは ビビアン・スー を覚えていますか?
一時はバラエティ番組で活躍し、
『ブラック・ビスケッツ』 というユニットで出したレコードもけっこう売れたっけ。
偶然にも お正月の帰省中に行ったカラオケで 妹が B・Bの ♪タイミング♪ を歌ったばかり! (私も割り込んだ)
そのビビアンが主演の台湾映画です。
あの当時から思うと確かに年取った感は拭えないけど 相変わらず可愛いっ!
そして足がきれいっ!
そう、この映画は 靴に恋する女の子の映画なので足が何度もアップで映るのです。
足が不自由で車椅子生活を送っていたドド(ビビアン) は 両親に御伽噺を読んでもらうのが何より好きだった。
「人魚姫」 が特にお気に入りで いつか自分の足が治ったら
変わりに魔女に声を取られてしまうんじゃないか、ってマジで心配してたくらい。
でもドドの足は手術で治り、もちろん声もそのままでした。
美しく成長したドドは 小さい頃歩けなかった反動からか 靴を次から次へと買い込んで
気が付いたら部屋中が可愛い靴で溢れました・・・。
とにかくね、私好みの映像。
「アメリ」 とか 「嫌われ松子」 にハマッタ人は 大好きだと思います。 (まさに私じゃん 笑)
男性には受け入れ難いかもねぇ。
全体的に御伽噺っぽく 随所にそれを感じさせる雰囲気が入ってます。
例えば 星の王子様だったり シンデレラだったり マッチ売りの少女だったり。
ドドはスマイリーという歯医者さんと結婚しますが 彼がまたいい!
スマイリー役は ダンカン・チョウ 。
ドドの事をすんごく愛してるのがヒシヒシと伝わってきて私まで目がハートになっちゃった。
一番ハートになったシーンはね、 スマイリーが朝起きると 隣でまだドドが寝てるわけ。
その寝顔があまりにも可愛いもんだから 彼女を起こすことができなくて ずーっと見てるの。
太陽がだんだん上がってきて 彼女の顔を照らし始める。
そうすると彼女が眩しそうな顔をするもんだから スマイリーが帽子をかぶって影を作る。
でも太陽はまた上がる。 そうすると その上にまた帽子を乗せて彼女が眩しくないようにしてあげる・・・
くーっ! こんなに愛されてみたいもんだ!
しかしこの幸せはずっとは続かなくて また色々あるわけです。
色々あるけど 最後はちゃんと答えのある場所に着地する。
本当の幸せって何? ってとこにね。
う~ん、ほかにも書きたいこといっぱいあるけど とにかく映像で観て欲しい。
ビビアンの可愛さと一緒に。