二男が働き出してもうすぐ一ヶ月になります。
彼は毎日すごく頑張っています。
が、ここへ来てある問題が浮上しました。
パワハラ・・・・。
「ったくお前は使えないやつだな」
で始まり、毎日何かしら言われて帰ってきます。
持ち場が同じなので会社に居る間はずっと一緒。
その人の指示が
「それをあそこに持って行け」
というように非常にアバウトで
それ? あそこ?
ってまごついていると前出の
「ったくお前は使えないやつだな」 になるそうです。
「それってどれですか? あそこってどこですか? 」 って聞けないの?
と言ったら 怖くて聞けないと・・。
先週はお昼の時間に
「お前の顔なんか見たくない。一緒に飯を食うとまずくなるから他で食べろ。出て行け」
って言われたようで それはそれは落ち込んで帰ってきました。
なにィ~~~!?!?
許せない! なんだそいつは! 成敗してくれるわ!
といつもならそうなる私ですがそこには複雑な問題が。
実はその方自身も障害を持ってらっしゃるんです。
高次脳機能障害。
昔は同社のバリバリ社員さんだったそうです。
しかし事故で脳に損傷を追い、障害者枠で再採用になったとか。
感情をコントロールするのが難しく すぐにカッとなるみたいです。
その方もきっと辛くて、そして常に自分と戦っているんでしょうね。
社会人になったのだから 学生の時みたいに親はあまり口をはさむべきじゃない・・・
これについては学校や就労支援センターからも色々言われてきました。
勝手に動くな、と。
もしこれが特例子会社ならば、その辺のやりとりについて前もって細かく協議されていたかもしれない。
しかし、一般企業はいくら障害者枠と言っても入ってしまえばそれは盾にはならない。
息子が入った会社は特にそんな雰囲気があります。
はぁ・・・・困ったことになったなぁ。
でもなんとかしなければ・・と、母は動き出しました。
実習から入社式までお世話になった東京支部人事の方に電話し、
翌日は高校の進路指導の先生に相談に行きました。
そしたら昨日、「来月中旬に皆で支店に集まって対策会議することになった」 と先生から連絡がありました。
就労支援センターを通さないで動いてしまったことを指摘されるんじゃないかと、ちょっとビクビクしてたのですが
結果的には、「早く知らせてもらって良かった」 と言われました。
実は以前にもこういうことがあったようで
その時ターゲットになった子は我慢に我慢を重ねて修復するのにけっこう大変だったようです。
息子は 「仕事に行くのが嫌だ」 とは一度も言ってません。
相手の人の特性をきちんと説明し、具体的に対応方法を教えてあげれば
なんとかうまくやっていってくれるんじゃないかと思っています。
働くって本当に大変なこと。
だからできるだけストレスを軽くしてあげたいし、
家で毎日の出来事を自然に吐き出せるような雰囲気を作ってあげたい。
「お帰り~~~! お疲れ様~~!」
って私が玄関に走って行くと
パパが言います。
「俺の時もそれくらいやってよ」
うまい具合に事が進みますように。