昨日はパパとコントラバスのコンサートに行ってきました。
弦楽器(楽器の分類は本来は色々と細かいですが)の音色って本当に伸びやかで優しくて
以前からバイオリンに興味がある私ですが 未だ触る機会に恵まれず・・・
昨日はバイオリンではなく、コントラバス・・・しかもそれのみのカルテットのコンサート。
『オーケストラの縁の下の力持ち、コントラバス4台の華麗なる重低音の応酬をぜひお楽しみください』
という宣伝文句がなんとピッタリ合っていたことか。
コントラバスをあんなに近くで長時間見たのは初めてです。
すっごく体力が入りそうな楽器ですね。
特に高音を出す場合の前かがみの姿勢・・・腰が悪い人は絶対無理、って思っちゃいました。
所々にユーモアを交えながらの中村勇一さんのトークも楽しく
気負わずに聞けるクラシック、というのがすごく良かったです。
きっと誰もが聞いたことがある ジョブリンの エンターテイナー から始まって、バロックあり、ビートルズあり、
締めは日本の歌、と 上手な構成で、あっという間の2時間でした。
ラストの「ふるさと」・・・この曲が流れた瞬間のあの感覚・・なんだろう・・
兎を追ったり小鮒を釣ったりした経験なんて全然ないのになんだか妙に懐かしくて。
あの曲を聞くと心の奥~の方が熱くなって、それが順々に身体中に広がるんですよね・・
日本の万人の心に染入る曲、ふるさと。
とても幸せな時間でした。
こういうの、また探して行こう。