私はほとんどのものは食べられます。
子どもの頃は苦手だったのに、大人になったら食べられるようになった、というものも少なくありません。
が・・・ やっぱりどうしても苦手なものがあるんです。 それは・・・
黒砂糖。
これを言うと ほとんどの人が
「え~~っ!? そうなの? 珍しいね~ こんなに美味しいのに~ 栄養価も高いのにね~」
って 言います。
美味しくたって 栄養があったって キライなもんはキライなんじゃい。
って心の中で思いながらも 「うん、残念・・・」と言ってます。
沖縄の黒糖の塊や、昔ながらの黒いかりんとうは絶対に食べられないけど
甘味にかける黒蜜は、少量ならば他の具材と一緒にしてなんとか大丈夫になりました。
で、ある日入った甘味処でクリームあんみつを頼んだらお店の方がこう言いました。
「黒蜜になさいますか? 白蜜になさいますか?」
もちろん白蜜をお願いしたことは言うまでもありませんが
こういうお店が今でもあることに大感激。
そう、昔は白か黒か聞いてくれるお店がけっこうあったんですよ。
それがいつの間にか あんみつの蜜は黒!って決めつけたみたいになって
たいしたことじゃないかもしれないけど、私は少し拗ねていたわけです。
こういう小さな(実は私にとっては大きいことだけど)Happyがたまらなく嬉しい。