子どもの頃、母が働いていたので私はすごくおばあちゃん子でした。
学校の授業参観も遠足も、おばあちゃんが来てくれました。
お小遣いが足りない時、いつもおばあちゃんはコッソリ私に千円札をくれました。
そんなおばあちゃんが大好きだった金山時味噌。
時々すごく食べたくなって 白いご飯と一緒にこれを食べていると
子どもの頃のおばあちゃんとの思い出が口の中いっぱいに広がります。
そして
おばあちゃんと父とお兄ちゃんが一緒にいる場所を想像すると
鼻の奥がツンとなって 少ししょっぱさが増してしまうのです。